25日にみなさんのおかげでまたひとつ年齢を重ねることが出来ました。
さすがに37歳となると誕生日を迎えても、うわぁ〜!とテンションが上がることが以前よりなくなってきていて普通の日と変わらないテンションではありましたが、たくさんの方からメッセージやプレゼントをいただくことに対してはとてもありがたく心から嬉しいです。
25日を迎えるにあたっていろいろと今までのことを振り返ってみて、一言で表すと”人に支えられている人生”だと改めて感じたのとそこにはいくら感謝の言葉を並べても足りないと思いました。
この一年はほとんどの時間を作品づくりにあてて、あまり外へ長時間出ることもなく人と関わる密度も低かったなと思ったのでこれからの一年はもっと積極的に外へ出て自分から人へ会いに行って話す機会を増やしていくことが目標のひとつになっていくと思います。
37歳までいくとひとつの年齢の差はあまりなく感じないですが、まだまだ心の余裕を持って生活や活動を行なっていくことが僕には難しくついつい焦ってしまったり、いろいろな事を同時に行いたいという気持ちがたくさん出てしまったりするので、恐らくこのままカワラナイのだと思います。
今週もそんなに大きな出来事はなく、毎日のように目の前の事に取り組んでいろいろと考えたりして過ごしていました。
月曜日には駅前で久しぶりに”介助者募集のチラシ配り”を行なっていて、1時間くらいの中で2人がチラシを持っていってくれて改めてカラダを使ってパフォーマンスすることの大切さやそこから見えてくるものを感じることが出来ました。
チラシ配りをしている時に、「頑張ってるわね〜」と声をかけて来てくれた方が自称92歳で凄く見た目が若くて元気で、「コレであとでお茶でも飲んで」と五千円を僕へ渡して来てくれたので、「いや、そんなつもりで行なっているわけではないので」と一度断ったのですが、それでも渡されたので素直に親切心を受け取ろうと思い、「ありがとうございます!」と元気よくお礼を言い受け取りました。
どのタイミングでどこまで断っていいのかや、どこで素顔に受け取っていいのかの判断がすごく難しいと思いながらも相手の気持ちを踏み躙ってはいけないと身をもってまだ学ぶ機会になりました。
SNSがメインのコミュニケーションだけでは得ることが出来ないものが必ずあったり、直接人と触れ合うことで見えてくるものや自分が気づいていなかったことに触れることが出来るので、とても大切なのと何よりも楽しいと感じることが出来ました。
だんだん暖かくなって来ているのでこういった介助者募集のチラシ配りを行うことと、おうちでの作品づくりとのバランスを上手くとっていく事でメンタルの維持と体力を付けていくことに繋がっていくと思うので、これからも続けていけばきっと何かが見えてきてそれらが作品へ繋がるのではないかと思いました。
1時間という短い時間の中で自分の目の前を通り過ぎていく人を見ていると、僕のことをちらっと見て去ってしまう人や、何をしてるんだと言ったような目で見てくる人がいていろいろな人がいるなと思い、これだけの人がいると争いの一つや二つは必ず出てくると考えさせられました。
普段何気なく通り過ぎている人がもしかしたらすごく変わった思想を持っている人だったり、逆に何も考えていない人だったりすると思った時に、この人たちに僕のことを知ってもらうにはどういったアプローチが必要なんだろうと思いました。
全ての人の心を掴むことはかなり難しいと分かりながらも、そこに向かってたくさん学んでいっぱい挑戦してくいくことが、これから自分の夢に向かっていく上で必要になってくることの一つだと思いました。
基本的にずっと何かしらのことを考えては動いているのですが、どうしても生きている中で”待つ”タイミングは誰でも訪れることだと思います。
僕は子供の頃から常に動いていないと死んでしまう傾向があって、親元を離れて今の暮らしを始めたことや12年間勤めていた職場を離れて今の活動に全振りしたことも含めると、止まっている=体調を壊しているみたいな感じで生きています。
今は特別期限があることを行なっているわけではないので、それなりにゆっくりとマイペースで作品づくりに向き合っているなかでは、どちらかというと暇を持て余している時期で先程も書いたように介助者募集のチラシ配りみたいなことに少し舵を切ってインプットの時間を多く取る時期なのかなと思っています。
また忙しくなる時が来たら、目をキラキラさせて「やったぜ!!」と1人で声高々に言っている自分をイメージして、今は目の前の事に集中して”待つ”というActionにフルコミットしていけたらなと思っています。
My Action General producer・Performer Sugiyama.