公園にいる僕

作品を受け取る姿勢と作り手の想い…。

本当に久しぶりに38度まで熱が出て頭痛と寒気が朝から急激に身体へ襲いかかって、前日まで普通に活動して生活していたところから一気に体調不良になってやるべきことをやった上で大人しく厚着してベッドの上で寝て過ごしていた所、1日で熱が下がって回復しました。
熱が出た日はすぐに解熱剤を飲まずに、高くなるところまで一度熱を上げ切ってみようと考えてその日の夕方に最高体温に達したところで首にタオルを巻いて汗をかく状態を作った上で薬を飲んだところ、すぐに下がって翌日には平熱へと戻っていました。
今まで熱が上がった時はすぐに解熱剤を飲んでしまっていたことが多く、今回の体調不良の中で試したことがたまたまうまく回復へ向かったのかすぐに解熱剤を飲まないで熱がMAXまで上がったところで、薬を飲んだ方が効果があるのかを試すことができたので次回に体調不良で熱が上がった時に同じような対処でデータを取ってみようと思って、40歳を目前にして改めて身体の不思議を感じています。
それにしても毎日の気温差が激しくて、朝晩は変わらず寒い日が続いていても日中は暖房がなくても過ごせる日があったり、暖房がないと寒くて過ごせない日があったりと徐々に気温が下がっていかず急激にガクンと下がることで健康を保つことが本当に以前よりも難しく感じています。体温計に37.8℃の数字が表示されている写真

 

21日から全国上映され作品に対する評判がネット上でものすごく悪いと噂を聞き、24日に府中の映画館で細田監督最新作品“果てしなきスカーレット”を観て個人的にはすごく好きなストーリーになって、主演の芦田愛菜さんの演技が声だけで圧倒されるほど迫力があって作品全体を通して良いと感じました。
人それぞれいろいろな感想を抱くことは自由であると同時に、細田さんをはじめとする作品に関わっているスタッフや声優の方がかけた労力を少しでも考えれば簡単に否定することや、細田監督の人間性を傷つけるような言葉を発することは恐らく無いと思う一方でSNSの一部ではそのような声が上がっていることに対しすごく悲しく感じます。
今やTikTokや動画生成アプリなどで簡単に自分がイメージしたものを形にして世界へ届けられるようになったにも関わらず、たとえば30秒の動画を作るのにかかる時間や労力を自分で体験してなお一回だけの感想を簡単にポストしてしまうのは、本当に良くないことだと僕は強く思います。
もちろん、つまらない・メッセージ性がわかりづらいといった感想や考えを持つことは自由でそれらをSNSにポストやアップすること自体がいけないのではなく、たった140文字で収められるほどの作品ではないことを観る側は理解して全集中して目や耳や頭をフル回転させて、作者が何を伝えたいのかをしっかりと受け止める姿勢が必要だと僕は映画に限らず全てのエンタメや作品と向き合う上で必要なことだと思います。
これまで自伝を含めて4冊の書籍や作詞した楽曲を手掛けてリリースしてきた者として、自分が本当に書きたいものほど受け手にとってみればさほど求められていないことが多くて、逆に自伝のように簡単なものほどウケが良くて手に取ってもらえる機会が多いことを踏まえた時に“自己表現”する上でのジレンマはものすごく痛いほどこれまで感じてきています。
特に“己を革命せよ”で綴ったAIを用いて作品制作に取り組むことが大切といった内容や、これまでの自分の中にある考えや価値観を疑うことから新しい自分を見つけることができるといった内容の書籍は、どこか説教臭さがあるのと僕の経験があまり含まれていないこともあってか手に取ってくれる人はそれ以前の2冊のMy Action・分岐点と比べた時に大きく違って数字として現れています。
僕としては本当に伝えたかったことを書いたのは“己を革命せよ”に込めた想いと考えで、きっとこれから先においてさらにAIやテクノロジーが発達していく時代の中で僕のように身体に障害を持つ者が、自分の考えや想いを形にして他の人へ伝える手段のひとつとして欠かせない手段のひとつになることは間違いないと僕は考えて、それに備えてどう生きていくかを考えて準備する必要があると思っています。
今綴った内容も恐らくほとんどの人には理解されることがなく、よくわからないことを書いていると流されてしまう可能性があると思う中で“自己表現”として見た時には僕の考えや想いに対して嘘をつきたくないといったことと、多くの人に理解してもらうためにはもっと分かりやすいテーマを扱っていくことを選択した方が良いのかと答えがないことに考えを巡らせています。
これから先も来春に発売する絵本を含めて、秋にはSF小説をおそらくnoteで販売する形をとってリリースしていくこととどこかのタイミングで自分の考えや想いを綴った書籍を発売していくと思うので、その時に自分の経験をたくさん入れて書くことを欠かさないことでたくさんの人の手に行き渡るのではないかと考えています。府中のTOHOシネマズのロゴを見ている僕の後ろ姿

 

24日はものすごく気温が上がって日中は暖かかったにも関わらず、25日には一気に気温が下がって東京では最高気温が12℃までしか上がらないといったジェットコースターのような寒暖差で、世間で流行しているインフルエンザに感染している介助者が徐々に増えてきています。
ただでさえ人手不足の福祉業界で限られた介助者で生活をサポートしてもらっている現状で、カゼやインフルエンザなどにかかってしまうのは仕方がないことは大前提の上で咄嗟の時に入ってもらえる人を確保しておくことと、そういったことをシステムでカバーしていくことができれば安心して介助者も休むことができるのと僕も生活が安定していくのにと心から感じています。緑のウイルスのようなものが紙を破いて入ってきているイラスト

 

 

黒い背景の上に赤く塗られた丸があって、その上に銀色の星形がありその上に黒字でmy、青い字でactionと記されたロゴが中央に

My Action General producer・Performer Sugiyama.

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう