青空の下で芝生の上にいる僕

便利なツールとデバイスを使うことで…。

ここ最近は昼になると太陽の日差しもあって暑く感じ、夜は優しい風が窓を開けているとおうちの中に入ってきて一番過ごしやすい季節なのではと感じながら、もう一ヶ月もしたら暑い日が増えてくると思うと、今を大切にしてできることに専念していこうとますます気合いが入ってます。
先日にFacebookで友達の介助者募集の件をシェアや、知り合いにメッセンジャーでお願いしたところなんとか応募があったと連絡が友達からきて、自分のことのように嬉しく感じたと同時に、記事をシェアや個人投稿してくれた方に心から感謝しています。
何かと物騒で冷たいニュースが世の中では多い中で、こういった優しいことに触れると自分の気持ちが暖かくなって他の人に対して優しくしたいと言った気持ちが大きくなると同時に、もっとこのような取り組みや気持ちが広がっていけばきっと日本は良い方向に進んでいくと僕は思います。
だからと言って、世間や他の人に対して期待することなく自分ができることに向かってコツコツと取り組んでいく事と、今回のような暖かい気持ちにさせてくれる取り組みや関わっていただいた人たちのことをブログを含めて発信していくことが僕は大切であると考えています。
青空を見ている僕

 

僕が初めてパソコンに触れたのは小学5年くらいだった気がして、それから前の職場や今のMy Actionの活動などを進めていくことや生活全般において欠かせないツールで、もはや僕の体の一部ではないかと思う時があります。
はじめは、口で割り箸を使ってトラックボールを操作してイラストを描くことがオリジナルストーリーを作ることから始めて、中学に入った時にはHTMLタグをイチから独学で習得して友達とサイトを立ち上げてチャットを使って、見知らぬ人と夜な夜なコミュニケーションを交わしていたのを今でも鮮明に覚えてます。
高校に入ってパソコンを使って仕事をしたい!と強く思うようになってからは、先生にお願いをした上で友達が帰った後も学校に残ってパソコンの専門的な知識を学べる場に入るための勉強をして、30人中5人しか入れないところに奇跡的に合格して高校を卒業して2年間はプログラミングを勉強していました。
パソコンを使った仕事に就きたいといったことを叶えることはできませんでしたが、今の生活を始めるきっかけとなったヒューマンケア協会に就職することができたことは人生の喜びの一つで、そこでもパソコンのスキルを活かすことは十分にできたので2年間で学んだことはとても無駄ではなかったとポジティブに捉えることができました。
現在はいつも隣にいてくれる介助者に口頭で操作を伝えて、代わりに入力やいろいろなことを代わりに行ってもらっている中で、パソコン操作が不得意な人も介助者の中にはいる現状と、もっと直接的に自分のイメージ通りにパソコン操作をしてさまざまな表現活動の幅を広げていきたいといった思いが年々大きくなってきました。
コロナ禍でリモートワークやオンライン授業が強制的に強いられる状況が続くかと期待していたのですが、社会を見渡したところそんな思い通りに物事が関わることはなく対面形式へと徐々に戻っていく中で、さまざまなツールやデバイスを使えば僕のような重度障害者であっても働くことや活動できる場面は作っていけると言った思いは消えることはありませんでした。
もちろん、国が作った障害者雇用法や障害者総合支援法の中で現在禁止されている、経済活動時においての介助者の使用を認めていくように働きかけて変えていくことが最大の目標であると同時に、個人レベルで現在世の中にある便利なツールやデバイスを用いて工夫した上で経済活動を行なっていくことで、障害があっても働けることを行動で示していくことが必要であると僕は考えてます。
そう言った中で、22日にorihime eyeというデバイスを使って目でパソコン操作できるデバイスを試してみたところ、すごく使いやすく直感的にパソコンで文字入力からイラストを描くことまで行えることが試せたので、これから自分の活動において使っていくことで介助者の負担軽減とともに僕が自分でもっといろいろなことに取り組める可能性を大きく感じました。
Orihime を使ってリモートで専門のカフェでの接客を行なっている人や、ロボットの目がカメラとなって遠隔でおうちからパソコンの画面ごしにミーティングに参加して仕事をしている人もたくさん増えてきているので、僕より年齢が下の障害を持った人にとってはますますいろいろな可能性が広がって、今までできなかったことができるようになることで経済活動がしやすくなると僕は考えてます。
きっと10年後にはもっと今よりも簡単でラグが少なく、アニメの攻殻機動隊や映画のマトリックスのように脳で考えたことが言葉や身体を使わずともあらゆる五感で得られるようになる世界がやってくるのではと、今からワクワクして長生きして経験できればと楽しみです。
アイトラッカーを使ってパソコン操作している僕

 

先週の月曜日くらいから毎日のように、約10分ほどただただダラダラと話す動画を投稿していたところ、とてもありがたいことに195人が204人までチャンネル登録者数が増えたのと、ほぼ毎動画に高評価をしてくれる人がいることにとても嬉しく感じてます。
特にチャンネル登録者数を増やしたいと言った思いはなく、ただ自分が話したいことをテロップも付けず何も編集しないままアップしているだけで、そういった結果が出ていることにただただ嬉しく感じるのと続けることの大切さに改めて気付かされています。
だからと言って、毎日投稿することに縛られて話すことがなくなっては意味がないのと、なによりも行なって楽しく感じなくなると思うので背伸びせずに気軽に向き合っていけばいいのではと思っています。
チューリップが写っている写真

 

黒い背景の上に赤く塗られた丸があって、その上に銀色の星形がありその上に黒字でmy、青い字でactionと記されたロゴが中央に
My Action General producer・Performer Sugiyama.

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