空を背にしている僕

全部を一人でやらない勇気…。

いろいろなことを同時に行なっていることから、たまに自分が今何をやるべきなのかがわからなくなっている状態から危機感に襲われているので、とにかくサポートしてもらえそうなことをピックアップして一人で抱え込まないように意識して行なっていかなければと思っています。
生活の面では、現在生活をサポートしてくれている介助者を派遣していただいている事業所に加えて新たな事業所を入れるための取り組みを進めているのですが、前回のブログにも書いたように一社とはスムーズに進むことができなかったことから、また別の事業所にお願いしているところです。
今月の中旬くらいにそこの事業所からの介助者の研修と見学があるので、それがスムーズに進みさえすれば契約した後に毎週土曜日の泊まりの介助の枠をお願いする予定でいるのですが、実際に会ったことがなく連絡も電話とメールだけで済ませていることから少し不安と心配があります。
オンラインで簡単にコンタクトを取れることはすごく便利であると同時に、介助のような直接人と会って関わる仕事に対してはオンラインだけで済ますことはすごく難しいとここ数週間の中で僕自身が感じて良い経験となっています。
駅の階段前にいる僕

 

ここ数ヶ月の間、週2日のブログアップを続けてきたのと毎日のようにYouTubeに動画をアップしていることに加えて、絵本制作のクラファンがスタートするとなると全てをやり切ることが難しいと感じている中で、新たに一つのことを始める時は既存のものの中からどれか一つを削らないとクオリティが下がると考えてブログを週1回にしようと思っています。
ましてやこれから暑さがどんどんと厳しくなっていくので、資本となる身体が壊れて倒れることが起きてしまうと全てがストップしてしまう可能性が大いにあるので、そうなってしまっては全てが水の泡になってしまうことは絶対に避けなければいけないと考えています。
もっと深く表すと、パソコン操作や日常生活に必要なことを介助者の手を借りて行なっていることから負担が大きくなってしまうので、介助者に対しての配慮をする意味でも少しペースダウンして一つずつのクオリティを維持していくことが大切だと考えています。
2日にアップしたブログを終えた後に、別のことを行なっていたらスマホの通知で「口座に入金が確認されました」といったメッセージが届いたので自分の口座を確認すると、知り合いの人から大きな額が入金されてすぐにメッセージを送って確認したところ、「絵本が出来上がるのを待っています!」とありがたいメッセージをいただき嬉しさと同時に大きなプレッシャーに似た気合いが入りました。
まだカタチにもなっていなく、noteにしか本文とイラストをアップしていないにも関わらず期待している人が存在していることを再確認できたのと、中途半端なものを作ることはもう許されないといった思いにかられて、メラメラと心が燃えてきました。
ブログやラジオやYouTube配信などの全てが大切なコンテンツなのは大前提で、今僕が優先的にやるべきことは“絵本制作に向けてのクラファン”の成功と絵本をカタチにしていくことだと考えているので、そこをクリアしていくことを常に考えながら1日を大切に使っていかなければと考えています。
僕にとって初めての挑戦となるクラファンということもあって、一人でも多くの方に支援していただくことと何よりも期待していただいている方の気持ちを裏切ることはせずに、自分で考えたストーリーから成り立つ絵本をカタチにして多くの人の元へ届けることが、きっと今年最大の勝負になると考えています。
さらに、“重度訪問介護で、仕事や通勤通学を可能に”するための取り組みも進めていくことでこれから社会に出て生活する障害を持った人や病気を持った人が、働くことや希望する学校へスムーズに行けるようになれば今よりもさらに生きやすい社会に近づけて行けると考えています。
ダイバーシティやインクルーシブ教育と謳うのであれば、それらを進めていく中心に重度障害者のことを考えて取り組んでいかなければ現在の障害者雇用促進法のように器だけあっても、そこに入れない人が出てきてしまっては税金をかけて作ったことが無駄になってしまうと僕は考えています。
この障害者に関することに限ったことではなく、いろいろな法律や制度を作っていく中で重要なのは社会的に弱いと言われる人を中心に置いて物事を考えながら進めていくことで、そうでない人にとっても使いやすく生活しやすい社会に近づけていける大事な視点であると、僕が尊敬している人が常に口にしていたことです。
絵本制作も“重度訪問介護で、仕事や通勤通学を可能に”するための取り組みも同じで、声に出すことや自分から行動する人はなかなか出てこなくても期待している人は絶対に存在していると思い、誰かがやってくれることを待っている余裕は僕の中に存在していないので動くしか選択肢はないと考えています。
車椅子のコントローラーが写っている写真

 

去年の今頃に、来年は夏になる前に江ノ島の近くのホテルに泊まって休もうかな。と考えてホテルまでチェックしていたにも関わらず、蓋を開けてみたらそんなことをしている余裕がないくらいに自分でいろいろなことを行なっています。
もっと僕が器用で心に余裕を持てる人間だったら、他の人が行っているような遊びから楽しむことを感じられる人間になっていたのではと考えながらも、絵本制作や“重度訪問介護で、仕事や通勤通学を可能に”するための取り組みを行って苦痛と感じていないので、まだマシなほうなのではと自分に言い聞かせています。
40歳を目の前にして、パートナーも結婚願望も自分にはない中でだんだんと他人に対してや子供たちに向けて自分が持っている力を使っていきたいと、年々強く感じるようになってきているので想いだけでなくカタチにしていければと思っています。
パソコンの前にいる僕

 

黒い背景の上に赤く塗られた丸があって、その上に銀色の星形がありその上に黒字でmy、青い字でactionと記されたロゴが中央に
My Action General producer・Performer Sugiyama.

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