先週にたくさん動き過ぎてその反動の疲れが出たのかわからないですが、今週は家にいることが多い日でした。
ブログを書こうかどうか迷いましたが、ありのままの僕を表現するのもパフォーマンスのイチブだと思い、内容は少ないですが書くことにしました。
Facebookなどにも投稿しましたが、7月3日に視覚障害者の男性がJR八王子駅から京王八王子方面に白杖を使い点字ブロックを辿って、職場に向かっていました。
20代から30代ほどのサラリーマンが歩きスマホをしていて前を見ておらず視覚障害者の方にぶつかってしまいました。その後その男性は「目が見えないのに歩くんじゃない!」と言いながら、視覚障害者の方の足を蹴って白杖を壊して立ち去っていきました。
そんなニュースを見た時に、悲しさと怒りが僕の中に沸いてきました。まず、歩きスマホをしている時点で危険、僕が絶対許せない点はぶつかっておいて謝らないことです。
もちろん、差別発言をしたことはもちろんですが謝らないことは人間として最低の行為だと僕は感じました。
点字ブロックがなんのために置いてあるのか。ぶつかって倒れている人をその場に置いていく神経が考えられません。
なにより、そういった光景を見たり聞いたりする子供達にぶつかった男性は何を感じ大人として恥がないのかと感じました。
本来であれば今週の火曜日にフットボールエンターテイメント集団 球舞-CUBE–の15周年イベントを観に行く予定でした。
球舞-CUBE-のメンバーでありながら、障害者施設リエゾン笠間で働いている浅井さんから招待してもらっていたのですが、前日から体調を壊しやむなく断念しました。
球舞-CUBE-は、メンバーのほとんどの方がサッカー選手を志していたこともありパフォーマンス力が高く、サッカー・リフティング・フリースタイル、の要素を掛けもった”フットボールエンターテイメント集団”です。
過去には、マンチェスターユナイテッドのホームグラウンドで行われた試合のハーフタイムショーでパフォーマンスを行った経験がある程の、マジでヤバイ”フットボールエンターテイメント集団”です。
そんな球舞-CUBE-のパフォーマンスを間近で見れると楽しみにしていたのですが、体調を壊して行けずに非常に残念でした。
僕も福祉×エンターテイメントという同じようなジャンルでMy Actionの活動を行っている以上、球舞-CUBE-を始めいろいろなエンターテイメントの活動を行っている人とたくさん出会って、できれば一緒にパフォーマンスをしていきたいと考えています。
エンターテイメントがあれば、今現在社会にあるいろいろな壁や人々が抱えている問題・課題のほとんどはクリアできると信じています。エンターテイメントにはその力があると僕は思います。
今週は本当に思い通りに行かない1週間でした。
それもこれも全部自分のフィジカル・メンタルコントロールがしっかりしていなかったことだということはわかっています。
My Action General producer・Performer Kentaro Sugiyamaとして、なるべく弱音やマイナスなことは書かないと決めていますが、冒頭にも書いたようにありのままの僕を表現していくことも、パフォーマーとしてできることだと思いました。
決して、障害があるからといったような書き方や言い方はしていないつもりです。ただ一つ言えることとしては僕に関わってくれる人が恐らく障害がない人と比べた時に圧倒的に多いと思い、さらに僕の良いところでもあり悪いところでもあるのですが、1人と相対した時に全力を出さないと気が済まないのです。
暑苦しい言い方をすれば、「介助者対利用者」ではなく「杉山健太郎対○○氏」という関係を目指しています。
相手がそれを理解してくれて受け入れてくれるとすごくスムーズなのですが、全員に共通することではないということも僕は理解していてさらに人間なので、性格の不一致がそこに大きく関係してくるのですごく精神的に疲れてしまうやり方をとっていると自分でも理解しています。
正しくは理解しているつもりなのかも知れません。僕の場合は上のような考え方の方が、介助者を辞めても人としての関係性は継続できる(現にできている)と考えています。
答えは無いといったほうがいいのかも知れません。さらに言えば答えがわかってしまったら、駄目な部分なのかも知れません。
My Action General producer・Performer Sugiyama.