続けていきながら考えていく中で…。

1月もあっという間に1週間が過ぎ去っていき、気がつくと2周目に入ってしまいます。
東京都を含む1都3県で緊急事態宣言が8日から2月9日の期間において発令され、主に飲食店の営業時間が短縮され去年の4月同様におうち時間を強いられることになってしまいました。
1月9日の新規感染者数は、2268人で徐々に確実に増えている中で未だワクチン開発・実用化の話において具体的な動きは出ておらず、本当にこのままではコロナウイルスによって命を落とす人より、経済的・精神的ダメージによって命を落とす人の数の方が上回ってくると僕は考えています。
本当に国民のことを考えるのであれば、国会議員もリモートワークへ切り替えて一人一人の給料の半分をコロナウイルスによって仕事をなくした方や事業者へ回すことがあっても良いと僕は考えています。

 

8日から緊急事態宣言が発令された3日前の5日に、今年初めてでおそらく最後のレコーディングを行いました。
こういったご時世なので、レコーディングを行うことが本当に正しい行動なのかどうかは前日まですごく悩みました。
ですが、新型コロナウイルスが終息するのがいつになるのかが現時点でわからない中で、このままタイミングを見計らってActionを止めてしまうと、僕のメンタルが落ちてしまうのとたとえバッシングがあったとしても、行わないことによる後悔に比べれば圧倒的にメンタルが楽だと思い感染対策で部屋の換気や、ソーシャルディスタンスをしっかり行った上で熱い想いを歌に込めました。
12月28日・1月5日に行ったレコーディングで収録した歌は、5月にダブルシングルとしてAmazon MusicやiTunes Storeダウンロード及びストリーミング配信を考えています。
その前に3月にMy Actionとして第一章の節目となる、新曲1つを含んだオリジナルアルバムをリリースする予定です。
オリジナルアルバムのタイトルやリリース日については、まだ決めておらず今後考えて自分でジャケット画像も含めて詰めていく予定なので、またお知らせします。

 

6日に今年初めてとなるコラボトークを、長野県にあるCIL上田Gropingの代表である井出今日我さんと行いました。
前日のレコーディングの疲れが残っていて、あまり声をしっかり出すことができずに自分の中では課題が残る回となってしまいました。
肝心のコラボトークの内容は、井出さんが行っている地域の学校へ訪問し障害のこと・病気のことなど多岐に渡った話を聞くことができました。
今回で6回目となったコラボトークですが、さまざまな障害を持ったトモダチに出演していただき、それぞれが歩んできてこれから進もうとしている道についての話を聞かせていただきました。障害者と一括りにされがちですが、当たり前のことながら考えていることや思っていることはそれぞれ違っていて、そこから僕にとって学ぶことが多くありました。
例えば、僕のように先天性の障害を持って生活している人の価値観と、中途障害や進行性の障害・病気を持って生活している人の価値観は違っていて、たった30分くらいの時間の中で話でもたくさんのことを学び見つめ直すことができると毎回コラボトークを通じて感じることの一つです。
2021年もコラボトークを続けていき、まだ僕と同じような障害を持った人としか行っていないので、介助者や大学の教授や障害と全く違った分野で活動されている人とコラボトークを通じ、お話を聞かせていただければと考えています。

2月発売予定の書籍の完成に向けて、文章の見直し及び校正やエピローグを書いたり発売する際の告知文を考えたり、3月リリース予定のオリジナルアルバムのジャケットやタイトルを頭の中で考えてこれからアウトプットしていったりと、緊急事態宣言下でもやるべきことはたくさんあって非常に充実した日々を送っています。
人と気楽に直接会うことは今は行うことがしづらい社会ですが、きっとその先(みらい)にはキラキラと輝いた世界が待っていると僕は考えています。
そこに近づくためには、ただ待っているだけではなく自分がやりたいこと・やるべきことをしっかり見極めて後悔しない生き方をしていくことがとても大切だと思います。

 

 


My Action General producer・Performer Sugiyama.

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