青空の下にいる僕

責任と僕の選択…。

台風の影響で1日の中でも、強雨や暑いくらいに日差しが差すなど本当に同じ場所にいるのかと思わされるくらい天候が変化して、新海誠監督の映画「天気の子」で描かれていたように、大雨で関東地方のほとんどが浸水してしまう世界観も現実になってしまう可能性もあるのではと思います。
映画で描かれることは、たまに現実で起こりうることがあって大友克洋監督の映画「AKIRA」の中で東京オリンピックが2020年に開催と描かれて、実際にはコロナの影響で2022年になってしまったもののほとんど的中していたことや、バック・トゥ・ザ・フューチャーでも食べ物を電子レンジで温めるだけで作れるものや、ジョーズが飛び出てくるVRのような映像が主人公に襲いかかってくる描写などがあって、後出しジャンケンのように考えればなんてことはないけどすごく面白いなと個人的には感じています。
鉄腕アトムの誕生日は、設定上では2003年でもうすでに出来上がっているハズなのにまだそこまでの技術が発展していなく鉄腕アトムを生み出すことに繋がっていないこととは反面で、飲食店でたまに見かける人の代わりにオーダーしたものを運んでくるロボットが増えていることを見ていると、ここから先の世界でどこまでテクノロジーによって生活が発展していくのかがすごく楽しみです。
道端にいる僕

 

“多少のリスクであれば、それらを背負ってでも動け!”といったことは物事を進めていく上で必要な考え方であると僕は常に意識している中で、自分も含めて他の人の身体に危険が及ぶことであればそれなりのリスクヘッジを考えた上で様々なパターンを、目の前に準備して並べて取り組むことがとても大切になってくると考えています。
それは僕の生活の中で言うと、介助者を派遣してくれている事業所に対してや僕が介助者と関わる中においてのことや、My Actionの活動で学校へ行くことや他の人と会うことなどにおいて考えた時に、自分は安全だから大丈夫だと思っていても相手側のことを考えた時に責任が生じてくることから簡単にGOサインを出せないことがすごくもどかしく感じてしまいます。
簡単に言えば、台風であろうが僕が雨で濡れるだけなのでその後に風邪を引くことは大したことではないと思う一方で、一緒にいる介助者や出向いた先にいる人たちや行おうとすることを考えた時に、介助者が途中で雨で濡れている地面ですべる可能性や濡れてしまうことで風邪をひいてしまう可能性や、濡れたまま目的地へ行った時に迷惑をかけてしまうことなどを考えた時に行わない方が良いといった判断を下すことも理解できる。
一方で雨の中であっても学校へ行く姿を子供達に見せることで、障害があっても頼まれたことを精一杯やる人なんだと思ってもらえることや濡れている姿を見ることで何かを感じ取ってもらえることは絶対にあると僕は考えて、そこを含めて“障害者のことを知ってもらう”ことに繋がると考えています。
責任を取る側としては公共交通機関を使って来てもらうことの安全を考えることは正しいと理解して、さらに子供達の安全を考えなければいけない立場がもしかしたら一番厳しい立ち位置なのではないかと、この文章を書きながらそういった考えが出てきました。
僕が昭和の考えで根性論が強い方で、今の世間の一般常識とされる考えや判断基準との間でズレが生じていることは確かなことだと実感していながら、こちらがそこに対して合わせていかなければ取り残されてしまう可能性が大いにあると改めて考えさせられることのきっかけになりました。
話は全く変わって、8月1日から始まる《障害を持つ僕の生活を絵本にして届けたい!!》を目的としたクラファンのスタートダッシュを切れるように、Facebookでのライブ配信を行なって後にYouTubeにアーカイブとしてアップすることや、いろいろな方に一人ずつお願いのメッセージを送ることなどのできることを全てやっているつもりです。
そういった中で大きく不安・恐怖が心に存在しているのを日々感じていながら、これらを打ち消すためには自分ができることをやっていくしかないのではと考えながら不安・恐怖を感じないようにひたすら何かに取り組んで、考える時間を作らないようにしています。
取り組んでいるプロジェクトが大きければ大きいほど、成功できるのかといった不安・恐怖は自ずと大きく自分の中に育っていくことに対して目を背けずにしっかりと向き合った上で、どうやったら不安・恐怖を少しでも小さくしていけるのかを考えながら行動していくことが大切ではないかと思っています。
正解は存在していない中でも、きっと“正しい方法”は必ずどこかに存在していると考えているので、これまでクラファンを経験してきた人の姿や行動を見本にしながら自分ができる範囲の中で行えることが何であるかを考えて、それらを一つずつクリアしていく以外の方法は無いと考えています。
考えているだけではなく8月1日までの期間で、自分ができることをこれからの間で全てやりきることに時間と力を割いてスタートダッシュを決められるように準備していくことと、クラファンがスタートした後も同じようにFacebook配信やいろいろな人にお願いのメッセージを送ることなどをしていきます!!
障害を持つ僕の生活を、絵本にして届けたい!!と書いてある画像

 

今書いた、絵本制作のためのクラファン・絵本制作・新しい事業所からの介助派遣・“重度訪問介護で、仕事や通勤通学を可能にする”取り組み・YouTubeやスタエフなどの発信・ブログの更新、本当にいろいろなことを同時に行なっていると自分でもアホだなと感じる時があります。
きっと自分の心の中の根本にある、動いていない=ダメな人といった考えが存在している限りは少なくとも自分に対して何かを課して毎日を過ごしていないと、自分で自分を許すことができなかったり、尊敬する人に対して顔向けができなかったりといった考えが存在しているとふとした瞬間に思う時があります。
少なくとも、僕が行なっているようなことを他の障害を持った人に押し付けるつもりは全くなくて、さらに同じようなことを他の人ができるとは思ってもいないのでMy Actionとしてこれからも続けていく以外の道はないと考えています。
たまにはゆっくりどこか旅行へ行って、1日ぼーっとお酒を飲みながら過ごせればいいな。
足の上から撮影した写真

 

 

黒い背景の上に赤く塗られた丸があって、その上に銀色の星形がありその上に黒字でmy、青い字でactionと記されたロゴが中央に

My Action General producer・Performer Sugiyama.

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