限界値を上げること…。

昨日から6月 気づけばもう1年の半年を越えようとしています。
自分の年齢を重ねると、1年や1日が過ぎていくのが早く感じると、親や自分より年上の人から言われますが、本当にそうなんだなと感じています。
しかし自分の場合はそう感じていても、やりたいことができていたり、夢に向かってActionしていけてるので環境や周りの人に対して感謝の気持ちでいっぱいです。
いつもそのような気持ちでいられるわけでもなく、時には人に対してムカついたり、自分に対してイラつきを感じたりします。その中でも割合としては、人に対してよりも自分に対してのイラつきを感じることの方が多いです。

障害で身体が動かないとかではなく、例えば、文章を書いていて自分の気持ちを表す適切な言葉を使えなかったり、歌っていて頭の中にある声の出し方が出なかったりということです。
それを改善していくには今以上にたくさん本を読んだり、いろいろな歌を聴いて自分で発声したりと経験していくしかないと思います。
自分の経験値を超える。ことに繋がっていくのではないかと思います。
そうしていけば文章力も上がるし歌唱力も上がっていき、1日前の自分、半年前の自分、1年前の自分…。 と人として、Performerとして成長し続けていくと確信しています。
成長し続けることの大事さって、周りの人からももちろんですが自分が一番の理解者であるとともに最大の敵であると自分はいろいろな経験の中から感じました。

 

そんなことを考えつつ、今週は2回レコーディングを行いました。
日曜日は、今年リリースした My Style を、そして木曜日は今回のアルバムに収録するために作った新曲を2曲歌いました。
どの歌もレコーディングする時に必ず心がけているのは、丁寧にアルバムを手にとって聴く相手のことを考えながら魂を込めて、全身で歌っています
1曲の歌をレコーディングするだけで、曲の中のパートごとに録音していきます。その何テイクかの中から自分が一番しっかり歌えていて心が込もっているものをチョイスしていきます。当然一発OKが出ることなどほぼ皆無で1曲のレコーディング時間は最低3時間くらいが自分がレコーディングする時の平均時間です。
前のブログでも書きましたが自分がレコーディングするという動作は、休みなしで全力で約3時間ずっと走っていることと同じ力を使っていると思います。
そもそも自分は足が動かないので、走ったことはないのでこの例えが正しいのかは分かりません笑

 

一言で表すと、とても疲れます!!!

 

木曜日は2曲レコーディングを行ったのにも関わらず、なぜか爽快感が自分の中にありました。
やりきった感とはまた違う感覚で、これまで自分の人生の中で経験してきたことの感覚にはないもので、文章で表すことがすごい難しい感覚でした。
真剣に必死にレコーディングに臨んでいる自分の中に、どこかそれまでにない客観的にその時の歌い方や声の出し方を見ている自分がそこにいてとても不思議でした。レコーディング慣れとはまた別の感じで、いわゆるゾーンの中にいる感覚に近いのかとブログを書いてて思いました。
それは、良いことなのか悪いことなのか分からず少し怖さが自分の中にあります。その感覚が作品作りやパフォーマンスにプラスの作用を与えればとても嬉しいことですが、その作用がマイナスの方向に向かってしまった時にきっと雑な作品や文章やパフォーマンスになってしまうと想像の中で思考します。

 

一度考え始めるといろいろな方向に行ってしまって、最終的に自分が何について考えていたのか分からなくなっていきます。
例えばレコーディングをしていても、この曲はどの音程・ピッチで歌えば聴いている相手にとって心地良いのかが何度も歌っていく中で分からなくなっていくことが最低1回は一度のレコーディングの中で落ち入ります。
そういった感覚の中にいる時はとても苦しいし辛いと感じます。ですが、そもそもレコーディングやPerformanceを始める前は当然感じなかったし落ち入ることはなかったです。が、そこも含めて一つの作品やPerformanceになっていくのかなと思います。
また同時にその苦しみや辛さを楽しめる自分でい続けることが、自分が求めているMy Action Performerとして活動していく上で大事なことかなと思いました。

My Action General producer・Performer Sugiyama.

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