いよいよアメリカに行ってた時のことを書くのも最後です!!
来ました!ニューヨーク!!!
ワシントンから日本の新幹線みたいな列車に乗り約3時間の移動でした。
ニューヨークとワシントンでは「そんなに変わらない」と思っていたら、ニューヨークの雰囲気を一言で表すと殺気ばしってるんです!!
ワシントンの人は穏やかで優しい人が多かったのに比べ、気のせいかニューヨークは「どうにかして生き残ってやるぜ!」感がいっぱいで少し怖かったっす。
駅からホテルまでの距離が微妙に遠かったので、車椅子で乗れるタクシーを見つけ捕まえて乗車!(車椅子マークのシールが車体に張ってあるので分かりやすい)
ニューヨークは人も車も多くとても道を歩くのが大変だった。
ホテルに着き、連日の疲れとワシントンからニューヨークへの移動でどっと疲れが出て「このままホテルでゆっくり寝てようかな」と介助者に言うと「えっ!?ニューヨークの街を見ないんですか?せっかく来たのに」と言われ、そうだ!何をムダなことをしよううとしてるんだ!!とハッと思い、ホテルの部屋を出てタイムズスクエアへ
ニューヨークといえばタイムズスクエアにあるLED看板に映るいろいろな企業や広告!!
それときっとダンスやパントマイムといったパフォーマーがいるはず!!!
と思った自分はとりあえずタイムズスエアの方角へ。
いました!!タイムズスクエアの前でダンスしてる人が!!!!
日本でもたまに駅前でダンスしてる人がいるけど、全然技のレベルやオーディエンスに対しての魅せ方が全然違う!!!!!!!!!
その場の雰囲気でパフォーマンスを見てるオーディエンスを巻き込んで一緒にパフォーマンスしているのを、目の前で見れてすごく感動!!
それとパフォーマンスが失敗したことさえも含めて、1つのパフォーマンスにしているところが、人前で何かを披露することに慣れているんだなと、自分もこういったスキルをつけないとと1人で楽しみながら勉強。
夜9時過ぎても人が多くて本当に楽しかったっす
その後、ホテルへ戻る前に3つのBARをハシゴ♪
最後に行ったホテル近くのBARでMy ActionのTシャツを一枚、自分の横に座っていた人に買ってもらいました!!
声をかけるのに、お酒を二杯飲んでなんとかMy Actionの説明と自分がなぜアメリカに来たかと説明してると、Tシャツを買ってくれた人が勤めている会社にも聴覚障害の女性が勤めていることを教えてもらった。
その会社では、障害に応じた最低限のサポートや必要なことは行うがあとは障害がない人と同じ扱いでその聴覚障害の女性を雇用しているそう。
それを聞いていて、
障害の有無関係なく、同じ環境で仕事をしたり学校で学びたりすることが求められている「差別のない社会」なのかなと思った。
そんなことを考えながら、完全に酔っ払った自分はホテルに戻り速攻就寝!(スーパーで買ったご飯を食べずにムダにした)
1泊2日のNYC 本当は自由の女神、ブルーノートでジャズを聴いたりとかいろいろ行きたいとこがあったり、見てみたいショーがあったんだけど、移動でだいぶ疲れた
やっぱ3日間くらいないと十分に楽しめないと、絶対また行こうと決心!
ニューヨークからワシントンへ戻り、ADA法(アメリカ障害者差別禁止法)を作った障害者のリーダーである、ジャスティン・ダートさんの奥さんヨシコ・ダートさんとDPI日本会議の佐藤さんとの対談を絶対に聞きたかったので、体がヘトヘトになりながらなんとかお話を聞けることができました。
ADA法を作るにあたって、ジャスティン・ダートさんは全米50州を回ってそこにいる障害者の方に対し話を聞いてもらいに回ったそうです。
当時、リハビリテーション法があったアメリカでは、ジャスティンさんが考える後のADA法はいろいろな障害者がいるなかで、当然反対の意見を持った人がいたそうです。
そういった人たちに対し、ジャスティンさんは無視をしないで時間のある限り食事をしながら、また自らその人たちの元へ行き「反対の理由」を聞いたそうです。
そして、ADA法が始まる年に署名式が行われた時に当初の予定では壇上に上がるはずではなかったジャスティンさんが呼ばれ、当時のブッシュ大統領の横で世界中の人が注目するなかで署名式に参加したそうです。
その後ジャスティンさんはその時のことを振り返り、世界中の障害者の将来が自分の肩にかかっている気がしてすごく恐怖心でいっぱいだったと言葉を残している。
ヨシコさんからそういった貴重なお話を聞けて、自分には
「これからの人生で自分のことより、まだ会ったこともない人のことを考えて行動できるかという自信が今は持てない」
と思ったと同時に、今働いている職場にいる代表が持っている行動力や先見力をこれから身につけていきたいと、ヨシコさんの話を聞いて決心した!!
そんなことを考えながら、短いアメリカ生活が終わり無事ダレス空港から成田空港へ、アメリカから日本へ帰ってくることができました。
最後に、今回のアメリカツアーのTシャツを購入してくださった方々、クラウドファンディングでご支援していただいた方々に向けて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
本来であれば、おひとりずつお会いしお礼をお伝えしたいのですが、文章でお許しください。
今回アメリカに行くまで、アメリカで経験しいろいろな人と話して学んだことをこれから「いろいろなカタチ」にしお伝えさせていただきます。
リードオン!!
My Action!!
My Action General producer・Performer Sugiyama.