毎日急激に気温が上がったり下がったりしていて、1週間の中でも様々な空模様が見えて嬉しい反面で体調管理が非常に難しい中で、今週はいろいろなことを吸収できた1週間でした。
今月も残り半分と考えた時に、健康であることはもちろんのこと何か一つでも吸収できるように日々を大事にしながら、自分から積極的に行動したり情報をとりにいくことが健康を保つことの一つではないかと感じ、今週・来週といった区切りを自分の中で作らないことも大事なのではないかと思いました。
コロナ禍になってオンラインライブを行うアーティストが増えている中で、初めておうちにいながらオンラインライブを鑑賞しました。
そのアーティストは、ONE OK ROCK!!僕の楽曲制作においても彼らの作品からインスピレーションを受けています。曲の素晴らしさは高いことはもちろんのこと、何よりTAKAが発する言葉のひとつひとつに熱い魂を感じることができて、今回の11日のライブでもオンラインとは思えないくらいの完成度が高く、何より今まで経験したことがないことへの恐怖心により世界中で流さなくてよい涙を流したり、行わなくてよい無意味で無駄な傷つけあいが混乱している中で、僕を含めた音楽で少しでも世界を良い方向へ変えようとしている人たちがウィルスの前では何もできないことをまざまざと感じました。
ライブの中でTAKAが、“世界中の人が気持ちを一つにすれば、こんなウィルスはきっと何処かへ去ってくれると信じています。だから生きて下さい!!”と言っていて、テクノロジーが急激に進化したことで、人が一番持っていなければいけない”大切なモノ”を失いがちになっている隙間をコロナウイルスが突いてきたのではないかと僕は思いました。
今週から11月に控えた楽曲リリースに向けて、9月にレコーディングした楽曲のリミックスされたものを確認して細かなところを微調整する作業に入っているところです。
今回の2曲に使っている楽器はほとんどピアノだけで構成されており、過去にリリースした賑やかな楽曲とは違ってボーカルとなる僕の声が、よりはっきりと聞こえやすいものになっているため編集でかなりバランスよく整える作業が、過去最大難しいものとなっています。
だからと言って、僕の声と全く違った声質には当たり前のことながら聴こえないようにすごく繊細な編集となっています。今回の2曲で今までとは違ったパフォーマーとして新しいステージへの一歩となる楽曲になっています。
11月リリース予定の楽曲たちを編集しながら、15日には2021年リリース予定の曲をレコーディングしました。この曲は僕が得意とする明るいメロディになっていますが、パフォーマーとして今まで以上に高いクオリティや深いメッセージ性の楽曲にするため何度もテイクを重ね持てる力や想いのたけを丁寧に曲に声として吹き込むことができました。
今回のレコーディングをしている時に今までと違った感情が溢れ出て、自分の中にある雰囲気がいつもであれば“楽しい!”と感じることが多い中で、“辛い!”と感じレコーディングを行うことに対してではない自分でも理解できない想いが出てきたはじめての経験でした。
これからこの感情がどういったものなのかを言葉で説明できる時がくるのか、それとも今回限りのものなのかはわかりませんがもしかしたらパフォーマーとしてのレベルが変わるタイミングなのではないかと漠然とした考えでいます。
My Action General producer・Performer Sugiyama.