この時期になると毎年のように花粉に身体の健康が左右され、僕の場合は目の痒み・喉の痛み・鼻詰まりに加え風邪のような発熱症状が出ているのですが、今年は特に花粉が飛ぶ量が多くそれに比例して症状も強く多く出ています。
薬を処方してもらい飲んではいるのですが、いっこうに効いている感覚はなく日常生活の中で介助者へ指示を伝える時も、鼻詰まりと声が枯れていることから普段よりも少し大変です。
小学生ぐらいから花粉の症状は出ていて、発熱から身体の緊張が強くなったり睡眠が浅くなったりするので、ここ1週間は特に身体がとてもしんどいです。
2011年3月11日 午後2時46分 東日本大震災が起きて今年で10年の月日が経ちます。
10年前の震災当時は、前職の職場で仕事をしていました。最初は軽い地震かと思っていましたが徐々に揺れが大きくなり、すぐさま事務所から出て外の信号機が大きく揺れているのを今でも覚えています。
2月に東北沖で起きた地震も僕が住んでいる東京では震度4を観測しましたが、体感ではものすごく揺れて10年前のことが頭の中に浮かんできました。
被災した方々にとっては僕が想像している以上に少しの揺れでも、当時のことがフラッシュバックされ精神的恐怖は計り知れないものだと思います。
“もう10年”、“まだ10年”。おそらく人それぞれこの10年間に対する思いや捉え方は様々なものだと思います。
当たり前のことですが、当時0歳だった人が10歳になり、10歳だった人が20歳を迎え成人へと年齢を重ねていると考えると、10年の月日でいろいろな出来事が社会の中で起き、その中で徐々に被災地の状況がニュースで取り上げられないことは現実としてあります。
その中でも、ネット記事やニュース番組で特集が組まれて、この時期になると東日本大震災という文字や3.11という表現を目にしたり耳にしたりすることが多くなります。
僕は東京に住んでいて被災者という立場ではないですが、同じ日本に住んでいる人の一人としてこれからの世代や、東日本大震災を知らない方へ伝えていく義務はあると思っています。
完全復興。何をもって完全と言うのかは今の僕にはわかりません。新型コロナウイルスと同じくそれ以前それ以降で生活が変わってしまった人は少なからずまだいらっしゃる中で、忘れてはいけない・忘れないこと
がとても大切なことだと僕は考えています。
今年は残念ながら東北へ行く事は出来ませんでしたが、新型コロナウイルスの状況を見ながら自分の足で必ず行きたいと考えています。
また、東北だけに限らず熊本も地震や大雨などの自然災害によって建物が壊れたり行方不明者が今なお見つかっていません。そういった状況の中でいつ首都直下大地震が訪れるかわからず、そのほかにも富士山噴火の可能性や想像していないことが起きる可能性があります。
僕ら人間は、地球という器の中で生活していると僕は考えています。たまたまここ数百年は地球のバランスが取れていて災害・ウイルスなどで人類の危機的状況は少ないだけであり、いつ・どこで・何が起きてもおかしくないと僕は考えています。
東日本大震災や新型コロナウイルスから、当たり前の生活は保証されていないと僕は感じ学びました。だからといってガムシャラな生き方をすればいいと言うわけではなく、自分がやりたいことがなんであるか・それは自分しか楽しめないことなのかといったことを考えて、微々たるものや力があっても、これからの世代の人や、地球上に生きる人達のために役立つことや楽しめることを創造していくべきだと言うことも僕は感じました。
今年で10年を迎えた東日本大震災があった3月11日の前日の10日に、オリジナルアルバム THE WAY SO FAR 〜これまでの道のり〜 をリリースしました。
前回のブログの後半にも書きましたが、このオリジナルアルバムは、My Action 第1章から第2章への分岐点となる作品で、新曲の One Evolving Step は豪華な曲調で実際にライブを行った時に盛り上がることをイメージしています。
まだ新型コロナウイルスの感染が危惧される中で、実際にいろいろな方の前で歌う事はなかなか実現が厳しい状況ですが、今年の夏頃には行えたらと考えています。
ぜひ、オリジナルアルバム THE WAY SO FAR 〜これまでの道のり〜 をダウンロード及びストリーミングしていただければと思っています。
3月5日には、小学校とのオンラインで交流授業を行い2月の後半に行ったときのテーマである“便利なもの”を子供達が調べてくれたものを発表してくれました。
階段を登れるキャタピラー付き電動車椅子・手動で開閉するドアに装置をつけるだけで自動ドアになるもの・手足が使えなくても声でできるARゲームなどがありました。
僕でも知らないものがあった中で、便利なもの=人をダメにすると思っていたけれど今回の授業でそうではないと思った。といった感想がありこちらが思っている以上にオンラインでも子供達へ確実に思いは届いていると感じました。
だからといって全てオンラインでいいのかといったらそうではなく、コロナがある程度収束した際は学校へ出向き直接顔を見てその場の雰囲気を大事にした関わりを行っていきたいと思いました。
My Action General producer・Performer Sugiyama.