オミクロンという言葉が、SF映画のタイトルのような響きに聞こえ頭の中でグルグルとリピートして良くないと思いつつも、どこか口に出して言いたくなってしまいます。
まるで年末年始に合わせたかのように、オミクロン株の感染者が増えてきていて厚労省や国立感染医療センターが再度、三密を避けるようにという声明を出していて、この約2年間でウイルスは進化しているのに僕ら人間の進化する速度は思っているより遅いと僕は感じてしまいます。
完全に感染者をゼロにすることは不可能だと僕は考えており、以前のブログでも書いたと思いますが、経済と医療のどちらかにしっかり体重を乗せて舵を切っていかないと、感染して亡くなる人に加えて経済的なダメージで生活が困難になり亡くなっていく人の方が上回ってくるのではないかと僕は思います。
おそらくほとんどの人は、マスク・手洗い・うがいが生活の一部となって習慣に根付いているので国や研究者の方に今よりもさらに、感染対策と経済的損傷を減らすことに力を注いでもらいたいと僕は考えています。
先週の火曜日に完成した曲先の歌詞がついた音源が送られてきました。
早速、聞いたところものすごくほんわかしたものになっていて、表現者として新しいステップを上がった気がしました。
皆さんに披露できるのは来年4月くらいになりそうですが、例えて言うと”ドラえもんの映画の主題歌”にありそうな曲になっていて、小学校の卒業式で使ってもらえそうなものです。
早く皆さんに聴いてもらえるように、これから練習してレコーディングをしていく予定です。
俯瞰的に曲を聞いた時に、今まで僕が手掛けた作品とはまた違う方向性のものになっていて、年齢を重ねたこともあり自分よりも下の世代や子供達を意識して歌詞を書いたことですごく優しい歌へ仕上がりました。
歌詞を作る上でなるべく、アップテンポでみんなで楽しめる歌とゆったり歌詞を味わってもらえるような歌をバランス良く作っていき、Kentaro Sugiyamaと杉山健太郎名義を使い分けていきたいと、今回の歌の歌詞を書いていて強く思いました。
先週も書いたように、メロディーが既にあるものに歌詞を考えて当てはめていく方法で作ったので、自由度はあるのですが一定の制限がされている中で、自分の想いや考えをどう表現するか、という挑戦でそこに対しては無事に達成することが出来たと送られてきた曲を聴いて感じました。
表現者として、自分のような障害を持った人や病気を抱えた人のことを、歌を通じて伝えることも大切。と同時に、これから先の未来を作っていってくれる人たちに向けて今の僕が経験して感じたことを届ける義務があると思うようになっています。
きっと、歳を重ねた証だと。
外を歩いていても、小さな子供を見るのが前よりも好きになったり、交流している学校の子供達に対しての関わり方が少し変わったりしているのを感じているので、今の僕が伝えたり届けることができたりすることが、必ずあるのでしっかりと真っ当していきたいと思います。
ブログであまり芸能ニュースに触れたくはないのですが、俳優の神田沙也加さんが亡くなったことをニュースで見ていて、命や死に対して考える時間を生活の中で意識的に設けていくべきだと僕は思いました。
去年の春に俳優の三浦春馬さんや竹内結子さんが亡くなったことの原因はわかりませんが、少なくともコロナやSNSによる誹謗中傷が大きく関係していると僕は思います。
20日のKentaro’s Roomでも触れたように、助けて!の一言を言うことができない状況にいる人や、様々な人間関係の中でゆっくり自分と向き合う時間を作ることが難しい人が多いのではと僕は考えています。
直接人の顔を見て交わすコミュニケーションが持つ力がとても大きく、人が生きていく上で本当に大切なことなんだとこの2年の間で強く思うと同時に意識して一人ひとりを大切にしていこうと僕は思っています。
もし誰かが話を聞いてほしいという時は、自分がどんなに忙しくても話を聞く時間を作って、しっかりその人に寄り添う姿勢や時間を持つことをしていかないと、もしかしたら寄り添わなかったことで命を断つことにつながってしまう可能性があると僕は思います。
みんな自分のことに精一杯なのは理解していますが、たった5分でも3分でも時間を作ることは絶対に出来ることだと僕は考えているので、自分はなるべく相手のことを無視や後回しないでいきたいと考えています。
My Action General producer・Performer Sugiyama.