桜の色が徐々に薄れて緑の割合が多くなってきているのを見ながら、ついこの前まで満開に綺麗な色をしていたと思ったらあっという間に散り始めていることから、本当に時間が経過していくのが早く感じます。
子供の頃よりも確実に桜が満開になっている時期が、短くなっている実感があってきっと地球温暖化がこの約20年もの間で確実に進んでいるのだろうと思いながら、もう少ししたら雨がたくさん降る梅雨が来ると思うとすごく憂鬱に感じます。
週末も天気は不安定の予報で、頭が痛いと感じスマホの気圧アプリを確認すると低気圧マークになっていることが多くて、金曜日のような気候がずっと続けば身体が楽でいろいろなことに取り組めたり、さまざまな場所へ出向いたりすることができるのにと思いました。
ニュースを見ているとトランプ大統領が出した政策や食料品を中心とする物価高の影響を受けて、全国民に給付金を渡すといった話題がここ数日になって増えていることから、コロナ禍で定額給付金を思い出していました。
僕はあの時の定額給付金を友達が行った、ホスピスにいる子供達にシュミレーターを使っていろいろな場所の風景を見てもらうといったクラファンに支援するために使ったことを思い出して、おそらく今回支給されるお金も自分のことではなく他の人が挑戦していることに対して使うと思います。
ニュースを見ていると、給付金よりも消費税などの減税に対する想いが強く現れているといったものを見ていると、僕を含めた日本人のマネーリテラシーを教育によって身につけていくことの大きな意味と可能性があると改めて感じました。
僕は行っていないですが、新NISAでいろいろな種類の株を購入する人が増えている事に対して否定をするつもりはないですが、ジェットコースターのように変わるいろいろな状況やこれから起こりうる大きな災害などを考えたときに、貯蓄と運用のバランスと同じようにどこに使うかを学ぶ場を作っていかなければと僕は考えています。
以前のブログで、僕が自分で操作できるデバイスや環境作りに力と時間を割いていると書いたことに繋がることですが、働くことで手に入るお金という対価を自分のためや他の人のために使っていくことが、僕を含めた障害を持った人にも求められていると同時に行える役割の一つではないかと考えています。
あまり、お金に対してこだわっていると日本ではあまりいい評判にはつながっていかないことに対しても、少しずつそういった考えや雰囲気を変えていくことで寄付している人たちが称賛されて、それによって少しでも生活が楽になって笑顔になれる人たちのことを取り上げていくべきではないかと僕は考えています。
去年に僕が住んでいる市長宛に、“重度訪問介護の利用中でも、経済活動を可能にしてほしい”といった要望書を書いて知り合いの市議会議員に渡すところまでいったのが、そこまでで止まっていたことを思い出して再My Actionとして、もう一度取り組む事にしました。
全国各地の都道府県ごとでそういった取り組みがなされて、実現されているのを見ていると本来は国の障害者総合支援法で経済活動時でも重度訪問介護の利用を認めることが望ましいことであると同時に、待っていても何もはじまらないと僕は考えているので少しずつでもActionしていい意味での波風を作っていくことが大切だと考えています。
そういった取り組みをしていくことで、次の時代を生きる障害や病気を持った人たちが望む生活や仕事が実現できる社会を作っていくことが、今を生きている僕の役割であると考えると同時に、そこに自分の力や人脈とお金を使っていくことが一種の社会参加になっていくはずだと考えています。
当然のことながら、じっくり考えて行動するといった形も求められる一方で、とにかく一歩を踏み出す行動力が求められる状況も現実としてあると考えているので、そのときに応じて両方を使い分けながら知り合いの力を貸してもらいながら確実に進めていければ、どんな形であってもベストであると僕は考えています。
視線でパソコンやスマホを操作することができるようになった現代に置いて、日本に住んでいる人たちを支える上で大切な法律やさまざまな制度がアップデートされていないことは非常に大きな問題であると同時に、一種の罪ではないかと僕は考えています。
もちろん既存の法律を改正することや、新しく制度を作ることは簡単なことではないと理解した上で、それでも今の時代や人々の価値観にそぐわないものはアップデートしていくか、ゼロから作り出していく必要があってそれによって助かる人がいるのであれば行うべきことだと僕は考えています。
これから進めていく中で、まだ知らないことに触れることや壁にぶつかることもあるのは当たり前のことであると同時に、それらから自分にない知識や考えや視点を吸収していければいいだけの話で、さらにいろいろな人にお願いしてサポートしてもらえる環境を作っていけば確実に実現可能であると僕は確信しています。
前々回のブログで書いたように、外出時のトイレの回数を減らすためのひとつとしてオムツを使うことを考えて市役所へ申請書を提出しにいった際に、オムツを購入する業者の名がある一覧表にズラーっと約30件以上の連絡先が書かれていました。
どこから購入したらよいのかわからなかったので、窓口で対応してくれた役所の職員の方に尋ねても答えはなく、おうちに帰ってきてから一覧表の中から選んで問い合わせたところ、御社では行っていませんという業者が多かったので再度役所へ電話しました。
問い合わせた内容は、同封されていた一覧表はいつの時点での情報なのか・数多くある業者の中からどうやって選定して連絡したらいいのか。この2点を尋ねたところ、「他の利用者が使われていた上で、郵送してくれる業者をこちらで再度リストアップします」とのことでした。
そもそも情報をアップデートしていない事に僕は驚いて、何で毎年各業者へ確認した上でオムツを販売や郵送しているリストを作らないのかと少し不思議に感じたのとイラッとしました。
そんなに難しい作業ではないと思うのと、僕みたいに自分の言葉で業者へ連絡できない人のことを考えていないことの方がすごく大きな問題であると思うと同時に、紙媒体ではなく市役所のサイトにPDFで掲載すれば簡単なことなのにと思いました。
こういった事に対しても、どんどんと声を上げて僕よりも障害が重度な方が使いやすい仕組みやシステムに変えていく必要があるとひとつ勉強になりました。
My Action General producer・Performer Sugiyama.