金曜・土曜と一気に気温が夏日まで上がって、おうちにいても扇風機を回さないと僕の場合は暑く感じて部屋の窓と玄関を開けて外からの空気を入れて少しでも涼しくしていますが、この分だと今年の夏も昨年同様にあまり外へ出られそうにないと考えると海へ行ったり、夏らしいことをしたりすることはなかなか難しいのかなと思います。
確実にここ数年で地球の気温が上がっているのを身をもって感じて、10年くらい前まではまだ年齢も20代後半だったこともあって、暑い中でも外へ出かけて江ノ島や高尾山などに行った思い出がありますが、去年と同じ暑さが今年も来るのであれば命に関わる暑さだと少し怖く感じます。
去年は夜も冷房をタイマーでセットして、2時前にオフになるようにして起きる1時間前にオンになるように設定して昼間はほとんど止めずにつけっぱにしていたことを思い出すと、電気代のことがすごく今から怖いのと熱中症にならないように気をつけながら、暑い中来てくれる介助者が働きやすい環境を作っていくことも役割のひとつだと考えています。
少し前のニュースの項目で、“電気代の値下げ”といった文字が目に入ってさすがに僕が子供の頃のように冷房を使わずに扇風機だけで過ごせることは、もうこれから訪れないのだと思うと暑い中で汗をかいていたことも貴重な経験に変わっていくのだと思います。
今週になって、毎日のように約10分ほどのフリートークの動画をYouTubeにアップしていたところ、思いの外反応が良かったこととチャンネル登録者数が3人ほど増えたことは、継続することの結果の一つだと嬉しく感じました。
今年の2月あたままで週に一回のペースでライブ配信を行っていたのが、花粉の影響で体調を壊してから再開できていなかったのであまり自分の中で継続に対して意識せずに、これからも話したいこと・気になったことがあれば話す程度で続けて行けたらと考えています。
定期的に行うことに縛られて、それが目的になってしまっては本末転倒なので自分の思いをただただ話すことに集中すれば求めている結果とは違ったとしても、見てくださる人に自分の想いや考えが届けばよいと今はそう捉えています。
この考えはYouTubeだけに当てはまることではなくて、ブログや他の作品作りにおいても同じことが言えると僕は考えているので、自分が何を伝えたいのかとそれに沿ったツールは何かをしっかりと見極めてうまく使い分けた上で、相手にしっかりと僕の考えや想いを届けられるようにこれからも努めていきたいと考えています。
これまで出版した書籍も同じで、僕のように障害があっても家族の元を離れて既存の制度やサービスや介助者などのサポートを得ながら生活ができることを伝えることや、専門的な知識がなくても歌の歌詞を書くことや絵本を作っていくことを、これからの過程の中で伝えてあとに続く人が少しでも出てきてくれたらといった想いで取り組んでいます。
僕がMy Actionとして一番最初に取り組んだ作品の、歌 My Actionの歌詞を書いた時は自分が持っている言葉の中で抱いている気持ちや考えをどう表現するかや、世の中にあるさまざまな歌の歌詞を見て自分なりに勉強した上で書いたことを思い出しました。
AメロBメロとサビから成り立つ歌詞のことを、たくさん書く中で徐々に学びながら時には作曲者から教えてもらったことを自分の中に落とし込んでいくのを繰り返して、その経験が歌詞作りにおいて今となってはすごく役に立って当時よりは早く書くことや、歌詞に込めたメッセージをどの単語を使えばいいのかが徐々に感覚として掴めてきています。
歌詞だけでなく他のことにおいても同じで、僕は決して頭がいい方ではないと自覚しているからこそ分からないことは自分で調べたり、詳しい人に聞いたり時には任せたりすることで、“できない”ゾーンを少しずつ広げていくことで“できる”ゾーンが広く大きくなって、最終的にはそれらが成長へと変わっていくのだと改めて今回のYouTube配信の再開で確認できたことのひとつです。
全てにおいて得意でできてしまう人は、この世の中に稀にいるのは事実でそれを否定するのではなくて、自分には何が足りないかを向き合って理解していくことで、人の力を借りる時に具体的なお願いの仕方が身についてくると僕は考えています。
本来学校教育で、そういった力を伸ばす時間があればダイバーシティとわざわざ言わなくてもお互いが助け合う力を身につけることができて、カバーしあってサポートすることで各々が持っている力をさらに伸ばすことにつながっていくのだろうと僕は考えています。
以前から、介助者が足りないとFacebookなどで告知して募集していたことは今でも変わらないのですが、今週の火曜日に法政大学へ行ったことと同じように自分から出向いて身体を見てもらうことを増やしていくことが、SNSで告知するよりも何倍もの力があると僕は考えています。
現状毎週土曜日の夜勤が来月から空いているので、現在派遣してもらっている事業所とは別の事業所に問い合わせた上でそこから派遣してもらう段取りを組んでいる中で、約20年ひとつの事業所から介助者を派遣してもらっている状況から新たなステージに進むことは、遅かれ早かれ必要となってくるのと同時に自分がもう一段階成長するためには乗り越えなければいけないひとつの壁なのではと考えています。
新しい事業所から派遣される介助者と肌が合うかは、今すぐには分からないことでもしかしたら変更せずに現状の事業所を使い続ける可能性もある中で、人手不足が深刻になっている状況で自分から行動しなければ、進展も後退もしない状況が一番自分にとってはダメだと考えています。
My Action General producer・Performer Sugiyama.