年齢を重ねてくると月日の流れが早く感じると言いますが、気がつくと2025年も半年が過ぎて充実した日とそうでない日があったと振り返る中で、どう足掻いてもやり直すことはできないので今を大切にしながら下半期に向けてやるべきことを一つでもクリアしてカタチにしていきたいと思っています。
7月の初日はものすごく暑いと思ったら、急に雨が降ってとなんとか濡れずに駅前で雨宿りしていると風が少し涼しく心地よく感じたのは一瞬で、雨が上がるとまたジメジメとした暑さに変わっておうちに帰ってすぐに除湿を使って身体を冷やして熱中症にならないように気をつけていました。
生きていると本当にいろいろなことがあって、自分の思い通りに物事がスムーズに進むことの方が少ない中でそれら一つ一つに対して苛立ちを感じながらも、なるべくすぐに切り替えて次のやるべきことに意識と時間と力を使うように心がけています。
もちろん僕自身が改善すべき点は多々ある中で、仕方なくうまくスムーズに進まないことに対して考えを巡らせてもムダだと理解している一方で、どうしても理解して納得して切り替えることが完全にはできていない点が自分の悪いところだと思っています。
もともとコーヒーが大好きな僕なのですが、イライラすることや考え事が増えるにつれてコーヒーの量が増えてしまっていることがすごく良くないと理解して、なるべく食事を自分なりに食べて睡眠もそれなりに取った方が良いと思いながらも、ついついそれらのことを後回しにしてやりたいことに向き合って時間を使ってしまいます。
“重度訪問介護を使って、仕事や通勤通学が可能にする”取り組みを進めていく上で、ここ最近は議員の方と直接会って自分の想いと考えを伝えることが増えているのですが、そういったことを行なっている中で”本音と建前”をうまく使っていると感じる時があります。
当然、大人になって社会という場で生きていく上でそういった“本音と建前”の力を使っていかなければ、その人が置かれている立場や所属している会社や団体にとってもマイナスになりかねないといった部分では仕方ないことだとは理解できると同時に、本当にそういった社会で良いのかと考えさせられる時があります。
僕は自分が良いと思ったことに対しては、めっちゃいいね!といった言葉を素直に使っている一方で嫌なことに対しては、それは僕は嫌だ!といった言葉を使うようにして自分がストレスを抱えないようにした上で、相手に対しても変な期待を持たせるようなことはしたくないと考えた上で行動しています。
もちろんその結果、自分にとってマイナスな効果が生まれ進めようとしていることがスムーズにいかなかったり、せっかくの出会いを潰してしまったりといった経験をこれまでの間で何回か繰り返してはいるものの、自分に対して嘘はつきたくないと相手に対して素直な気持ちや考えを伝えることは間違っていないと僕は考えています。
ここまでの文章を読んだ上で40歳を目の前にして何をいってるんだ!と思われるかもしれませんが、きっとみなさんにもそういった思いを抱いていた時期はあるはずで、それから生きていく間でさまざまな経験をして、自分以外に守るべきものや人が増えてくるとやむを得ず”本音と建前”を使わざるを得ない状況は増えてくると思います。
そういった状況にいることが悪いとは僕は思っておらず、そういった状況でも本音で話せる人が自分の周りにどれくらいいるのかや増やしていけるのかに対して持っている力や言葉と信頼をうまく使っていくことが、僕は大切でそうあって欲しいと願っています。
現在生活を支えてくれている介助者は約15人ほどいてくれる中で、”本音と建前”を気にせずに話せる人はおそらく5人いるかどうかわからない状況で、さらにこれから僕が年齢を重ねていく中で介助者との年齢差が広がっていく状況で、どこまで”本音と建前”を気にせずに話せる人を増やしていけるのかはこれから僕の課題の一つだと考えている中で、コミュニケーションが一つのキーだと捉えています。
一方的に話すことや相手に話すことを強く求め過ぎず、うまくバランスを取りながら目の前にいる人が話すことに対して積極的なのか消極的なのかや、得意不得意のどちらかを見極める力が僕にとってまだまだ足りないところの一つであると感じると共に、年齢で分けることをしては良くないと同時に考える時があります。
例えば同じ23歳の人が二人いたとして、二人に対して同じようなアプローチをとっても帰ってくるリアクションは絶対に違うのと同じように、“その人”事に話す言葉や言い方を変えていくことが必要になってくるのと、今の僕に足りないことの中の一つだとすごく感じています。
きっとこういったことは、僕よりも年上の人たちが僕に対して関わる中で同じように実感したことだと僕は捉えていて、きっとこの先も同じように今の20代の人たちが40代になって自分たちよりも年下の人と関わる中で実感することで、それらは決して消えることのない課題の一つなのではと思っています。
僕はあまり後悔することは少ない方なのですが、現在生活を支えてくれている介助者を派遣している事業所を利用して19年が経過する中で、もっと早めに他の事業所を利用しておけばいろいろな価値観や介助に対しての考え方を吸収することができたと思っています。
今からでも遅くはないと考えている中で、新しい事業所を使おうと思っていた矢先に派遣するのが厳しいといった連絡を受けて内容を細かく聞いた上で、自分が反省すべき点は多々あると思わされる良い経験を積むことができました。
細かいことはここでは書きませんが、自分が普段使っている言葉や言い方が時には相手にとっては辛いとか強いと感じさせてしまっているのだと思わされて、さらに19年前に今の暮らしをスタートした時の時代背景や価値観と今の時代背景と価値観では違って、そこに僕がフィットしていく努力を行なっていく必要があると前向きに考えています。
My Action General producer・Performer Sugiyama.