12日に買い物と散歩がてらに駅前へ出かけたら、綺麗な格好をした若い人たちがたくさん集まって成人を祝う会の順番待ちで車椅子で進むには一苦労しながら、自分が20年前に市が主催する式典へ行ったものの会場が階段で中へは入らずに帰ってきたことを思い出しました。
今ではバリアフリーが進んで駅前のビル内の大きな会場で行われているので、エレベーターもあって車椅子でもスムーズに会場へ行くことができることを考えると良い方向へ進んでいることと、バリアフリーがスタンダードになっていることはとてもいいことだと感じます。
この20年で世界はガラリと変わって、自分の中にある価値観や考え方が2、3年ごとにアップデートしていかないと世間とのズレを感じるほどとものすごい勢いで様々なことが変化していると感じずつも、人とのコミュニケーションは対面で行うことの方が得られるものがたくさんあると改めて思いながらきっとこれからも変わらないのだと思っています。
40歳を目前にして強く思うことは“20代の10年は一番重要”だと同時に、その10年でその人がどんな人と会って何を話してどこへ目指すのかがその先の人生において大きく左右してくると、当時はその瞬間が楽しければ後の事なんてどうにでもなれ!と今以上に強く思っていたことが少しずつ弱まっているものの、今でもその想いは心の中に存在して一生懸命に後悔が残らない生き方を選んでいるつもりです。
少し早いですがこの時期になると僕のところに来てくれている介助者は学生が多いので、3月で卒業を迎えるにあたって2月中旬ごろから少しずつ介助から離れてしまうことが増えてくることから、どこまで介助を続けてくれるのかを1人ずつに聞いて確認することが必要になってきます。
学生メインで介助をサポートしてくれている以上は3月の卒業シーズン、8月と12月の帰省シーズンは避けて通れないことで毎年のように嬉しさとどうやって乗り越えていくかに頭を抱えながら過ごして、また新しい人との出会いが一緒にやってくることを楽しみにしています。
この20年間でいろいろな人が卒業して僕の介助から離れていく中で、今でもLINEでのやり取りや直接会ってお酒を飲む人などがいることは本当に嬉しく感じていながらも、そうでなく介助を離れたら一切連絡を取ることがなくなることに対しては寂しさを感じると共に、それぞれの人生があるから仕方がないと割り切るようにしています。
今の生活を始めた時と今とでは確実に新しく入ってきてくれる学生の人数が減っているのを感じながら、最低賃金が上がったとはいえ他のアルバイトと比べた時に介助の仕事の内容に対してのイメージがまだ浸透していないと思いながら、もっと介助の仕事に対してポジティブで新しく入ってきてくれる人が増えてくれるように工夫しなければと思っています。
日本の人口から見ても若い人は減ってきていることもあるので、長い年数で考えた時に海外の人に介助してもらうことも現実的に考えて言葉や宗教や様々な壁を乗り越えていく力を身につけていくべきだと考えながらも、言語障害があって手足を自由に動かすことができない僕にとってはかなり高い壁になっています。
ここ一年で大きく感じることは、自分が学生との年齢が大きく差を開いていることと人によっての価値観や考え方の違いなどからちょっとしたことが理解できなかったり、仕事に対しての向き合い方が違ったりする中でもどかしい気持ちを抱くことが以前よりも多くなって、僕がもっと寛容になっていかなければと思いながらもなかなかそうなれていない自分がいます。
医療・福祉現場においては国が定めている労働基準法の中で収まることが難しい場面が他の職種よりも多いと僕は考えていて、根本にある“人材不足”を抜本的に改善していかなければ既存の労働者にかかっている負担を少なくしていくことが難しく、さらに人材不足に対して追い風となっていくと感じています。
AIや様々なテクノロジーを積んだ機械が既存の仕事を代わりに行なってくれる職種は絶対にこれから多くなっていく一方で、医療・福祉において大切な人との関わりがメインの仕事においてはAIや様々なテクノロジーを積んだ機械のサポートを得ることはあっても、人がメインから外れることはきっと訪れることはないと僕は考えています。
そうなった時に、AIやテクノロジーを積んだ機械を使える人は新しく出てくる役割に対応することが可能になっていく一方で、それらに対して疎い人や対応が難しい人が働いていける環境やそのような場を残していくことも重要な課題のひとつではないかと僕は考えて、そこに自分のような障害や病気を持った人がそうでない人と同じように働ける社会を作っていくこともとても大切になってくると考えています。
僕の中にある、仕事や働くことに対しての考え方や価値観もきっと古いものになってアップデートしていかなければと思う時があって、趣味の時間や家族や大切な人との時間をメインにして人生を楽しむことが本来のシアワセな生き方のひとつなのではないかと思うと、僕の生き方はこれでいいのかとふと考える時があります。
以前のブログで書いたように、絵本“ひとりでできないもん!”のキャラのくらっかーくんとシロコさんのアクキーの発売日が1月23日に今のところ決定して、ひとまず200個を作って一個700円(税込)で販売していくことを決めてSNSで告知したところ、13日時点で既に11個の注文をいただいています。
表にはくらっかーくんとシロコさんが青空の下で芝生の上にいるイラストで、裏には“My Action”の文字のロゴをプリントした形のデザインにしてバッグやおうちの鍵にキーホルダーとして付けられるようになって、少しでも生活の中にMy Actionとくらっかーくんとシロコさんを感じてもらえればと思っています。
書籍と同じようにアクキーの売上は、僕が気になったクラファンへの支援や学校が終わった後の子供達の遊び場を提供している人への支援に回していければと考えながら、My Actionの活動費としても活用して楽しいことを継続していけるようにと考えています。

My Action General producer・Performer Sugiyama.