小さくて広い世界
曲のコンセプトは、「世界から見た自分、自分から見た世界」です。
いろいろな国や地域で争いが絶えない世界、学校や会社で起きているイジメ、規模は違っていても根本の問題は同じだと思います。
人を傷つけ、人を愛し、同じように自分を傷つけ、また誰かから愛されたいと想いは変わりません。
その繰り返しで歴史が出来上がってきています。
そんなことを考えて、「人間、杉山健太郎」が歌にし少しでも聴いてくれた人に何かが届けばと思っています。
歌詞
小さくて広い世界
ちっぽけな存在で 消えたいと思う
そんな僕でも 生きて欲しいと願う人がいる
ここにいるだけで 大きな意味を持つ
この地球(ホシ)には 数え切れないほどの人がいる
宇宙に漂う 星のように消え生まれ来る僕ら
どこから来てどこへ行く? いつの時代(とき)も考える
今も終わることがない 無駄で目的のない争い
それでも人を愛することは 変わらない
僕が誰かを愛するように 誰かが僕を愛する
小さな自分である 成長したいと願う
昨日と今日では1センチかも それでも良い
ここにいるだけで 誰かが気づいてくれる
この世界には 星のような数の国に人がいる
互いの違いを見つけ 簡単に大切なものを奪う
どこの誰かもわからずに 傷つけあいを繰り返す
自分の手により命を断つ そこに自分の意思はなく
だからこそ命の重さを知り 人を愛する
もう存在(ここ)にいない命の分まで 僕は走る
永遠には続かない 今を生きることが 未来になるだろう…。
ちっぽけな存在で 消えたいと思う
そんな僕でも 生きて欲しいと願う人がいる
ここにいるだけで 大きな意味を持つ
生きることが未来を創っていくだろう。