3月15日に市内の小学校へ、球舞の浅井さんと一緒に出向き「福祉×FOOTBALL&エンターテインメント」の第一歩のプロジェクトを実現しました!!!!
浅井さんが「障害者サッカー」の視点から、各障害を持っている人に対しての配慮の仕方や、それぞれの障害を抱えて生活するうえで困っていることについてのお話から
「サッカー」というスポーツをしている間は障害を感じない
ということのお話でした。
「目が見えない人がどうやってボールを確認するでしょうか?」という質問に対して、生徒からは「ボールの中に音が鳴るようにしている!」
とズバッと回答が!!
他にも、身体障害や視覚障害などの一目で分かる障害とは違って、パッと見、健常者に見える「精神障害者」だけど日常生活で困ることはあるんだよということと、「サッカーをしている時は、自分が精神障害ということを忘れられる」という実際にプレーをしている人の言葉を生徒に伝えている様子を見ていると、生徒は浅井さんの話に夢中。
「スポーツ」という子どもたちにとって身近なものと普段あまり知ることのない「様々な障害者」という二つのことをかけた「福祉×フットボール」というジャンルに僕もさらに興味が湧いてきました。
僕が行っている「福祉×エンターテイメント」に「フットボール」という新しい視点が増えたことで、もっと分かりやすく「病気を持った人」を伝えていける「新しい光」が受け入れられて、ますます「パフォーマンス力」をスキルアップしていこうと思いました!!
後半は「My Action General producer・Performer」のステージ!
生徒と会うのは去年の秋以来2回目でした。
前回は楽曲「My Action」を披露し、自分のライフヒストリーを少し話したところで終了!でした。
今回は、生徒と短くてもいいからディスカッションしようと決めていて、こちらから「将来の夢ややってみたいことはありますか?」「好きなことはなんですか?」という質問を生徒に投げかけました。
本当は全員に聞きたかったのですが、僕が話しすぎたせいでそんな時間は多く取れず2人の生徒の「将来の夢」を聞けることができました。
僕からは、自分が得意なこと、苦手なことを知ることが大事だよと伝えさせてもらいました。
普段学校で習っている5教科の中で自分が得意な教科、苦手な教科を知ること。さらに苦手な教科について「なぜ苦手なのか」ということを考えてみて、もっと自分のことを自分で知ってほしいということも伝えました。
楽曲「My Action」と新作「My Style」を披露しました。生徒には2つの歌の意味を説明し歌詞が書かれている紙を配り一緒に歌ってもらおうとしましたが、あまり歌っている生徒はいませんでしたが、来年度も学校へ行きいつか一緒に歌ってもらえたら嬉しいと思いました。
最後に生徒からの質問に答えるコーナー!!
生徒:車椅子に乗っていないとどうなるんですか?
杉山:自分で座っていることができないから、横になっています。車椅子に座っている時は話しやすいけど、横になると姿勢を自分で支えられないので、話すことも苦しいくなります。
今回、初めて浅井さんと福祉×FOOTBALL&エンターテインメントという時間を生徒と共有することができて、僕にとっても多くの学ぶことや今後に活かす項目が見えたりもらえたりした貴重な時間になりました。
協力していただいた学校には心から感謝しています。
少しずつですが、今回のようなActionを続けていくことがインクルーシブ教育のきっかけになっていけばと思っています。
My Action General producer・Performer Sugiyama.