今年最後の、そして来年へ…。

2019年も残り4日となってしまいましたが、全く年末年始という実感が湧きません。
外を歩いていると、クリスマスツリーやイルミネーションがあると思ったらもう門松やお正月の飾り付けがあったりといろいろな文化の特徴が見えて、日本は幸せな国だと感じました。
24日は1人でお酒を飲みに出かけ久しぶりに美味しいお酒を飲むことができました。最近は割合い車椅子で入れるお店が増えてきていますが、昔からある居酒屋や個人で経営しているお店は車椅子で入ることが難しい場合があったりもします。
これから新しく開店するお店はバリアフリーが当たり前になってくる可能性が高いので、居酒屋だけではなく他のお店でも車椅子に乗っている人やベビーカーを押している家族連れにとって気軽に入れるとこが増えてくると思います。

今週はほとんどボランティア活動へ行って時間を過ごしていました。
あまり詳しいことは書けないのですが、ほとんどパソコンの前に座って自分なりに工夫をした上で、データ入力を行ったりデザインを考えてアウトプットしています。もともとパソコンは好きなので、作業自体は苦痛に感じないのですがボランティア活動している場所にはパソコンがたくさんある為、暖房を使っていなくても暖かく感じ僕にとっては暑く感じます。
それと誰でもトイレが無い為、その都度いつも持ち歩いているレジャーシートと衝立を使って何とか工夫して行っています。
どこの建物にも男女トイレがあるように、誰でもトイレが設備されていれば、不便なく使えるのにと感じています。
また本来であれば、ボランティア活動ではなく雇用してもらい働くことが1番の理想であると考えています。
しかしながら障害者雇用促進法では、重度訪問介護を利用して働けないので1日でも早く法改正がされて、僕のような重度障害者であっても働くことができる社会にしていかなければと常に考えています。
今年は、自立・労働・重度訪問介護のことについて多く考えたりいろいろな方と、この3つについて話すことが増えて障害者にとっての本当の自立とはを考える年になりました。

25日はクリスマスだというのに、重度訪問介護の時間数の交渉の続きで市役所の福祉課に行きました。
今月の10日に福祉課のワーカーが僕の自宅へ聞き取り調査を行いに来て、24時間介助の必要性をこちらから伝えたり、ワーカーから介助時間に関する具体的な必要性についてのやりとりがありました。
その際に僕が途中に御手洗いへ行き、いつものように介助者に車椅子から抱えてもらいトイレをする様子をワーカーが初めて見てそれを受けて25日にワーカーから、「親御さんに介助をしてもらうことが難しいということが、この前お邪魔した時に実際介助を受けている様子を見て理解できました。」と言ってくれて、いくら言葉で24時間介助の必要性を丁寧に伝えても目で見てもらうことには敵わないと僕にとっても勉強になりました。
僕を始め障害を持っている人が具体的にどんな介助を必要としてサポートしてもらっているのかを見る機会を増やしていく必要があると強く感じました。
市役所との交渉は来年も続くので、根気強く冷静に対話で解決していけるようにいろいろな角度から自分の中にある考えを見直そうと思っています。

来年2020年のMy Actionのテーマやコンテンツは何にしようかと、残り4日しかない中で今行っているポエム・ブログ・ラジオは続けて、2月頃リリース予定のミニアルバムとは別にいくつか新しいプロジェクトをスタートする予定です!
そのために必要な素材を26日に自分でアイデアを出してパソコンで作ったり、自分でできないところは人にお願いし1月1日に間に合うように作成中であります。
そのアイデアを具現化するためにも、24時間の重度訪問介護時間が支給されるように年をまたいでも交渉していければと考えています。

2019年のブログは今回が最後。
毎回書き始める時には、そんなに書くことがないと思いながらも書いているうちに一週間の中で自分に起こったことやその中で感じたり思ったりしたことが出てきて、何もない日はないと毎回ブログを書いていて思います。
こんなブログを読んでいただいてるあなたに対して、心から感謝申し上げます。
来年もありのままの自分をブログを通じて表現していければと思っていますので、引き続きブログを始めMy Actionをよろしくお願いします。

 

 


My Action General producer・Performer Sugiyama.

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