2月に近づくにつれて寒さが日に日に厳しくなっていき、能登半島沖地震で避難生活を余儀なくされている方にとっては本当に大変な思いをされていると考えた時に、他人事だと思わずに自分にできることをひとつずつ行なって1日の寝る前の5分でも被災地のことを考える時間や、正しい情報に触れる様に意識していくべきだと僕は考えています。
SNSには正しい情報やデマ情報が散乱しているので、自分の目と判断力が本当に必要とされて常に自分を疑うことをしていくことで必要としている情報や物をさまざまな人に共有していけるので、情報を鵜呑みにしないことを心がけていかなければと僕は思っています。
僕が見かけた国会議員のポストの中に、今すぐにでも被災地の石川県から他の県などに移動して生活したほうがいいというものが発信されているのを見て、長い目で見た時にはその選択肢はたくさんある中の一つとしてありだと思うと同時に、地震発生からまだ2週間が経過していない中でそういった話をするべきではないと僕は考えています。
学校や公民館などで寒いなかで避難生活をして、その地で生まれ育った方に対して「また大きな地震が来るかもしれない中で、復興するのも難しいので故郷を捨ててください」といったことは、そこに避難生活をしている人の気持ちを何も考えていなく国会議員という立場の人が発信するべきことではないと本当に心から感じました。
正しい情報を得て適切な支援を被災地に対して、僕らが行なっていくことしかできないのだと改めて思いました。
今月26日に書籍 己を革命せよ (1800円)の発売に向けて、書籍の売り上げを当初は2025年の冬に販売する絵本の制作費に当てようと考えていたのですが、今回の能登半島沖地震で被災された方に向けて少しでも力になれればと思い、売り上げの一部を寄付することにしました。
現在、100冊ほど印刷予定を考えていて全て売れた場合の金額が64500円になるので、その半額がもう少し考えた上で石川県に対し寄付かふるさと納税か僕が入っているサロンの方が販売している商品の購入を考えて、形はどうであれ必ず支援しようと考えています。
金額が多ければ良いというわけではなく、一回でも寄付で終わらない形にして持続的な支援方法と自分の生活や活動がストップすることなく継続していく手段でなければ意味がないと考え、完全復興はだいぶ先のことになると考えているので能登半島だけでなく東北や熊本などの被災地に対しても支援やサポートしていければと考えています。
もちろん1円の寄付や自分の手が届く範囲の支援であっても、素晴らしいことであって被災地の方からするときっと何もしないよりはすごく嬉しいのではないかと考えて、関東地方に大地震がきて今使えているインフラが全て止まった時に今度は支援してもらう側になることを考えていかなければと僕は思います。
もちろん被災した人の中には、僕の様な身体障害を持った人も含めて知的障害などの方もいる現状があって避難所に行けなくいつも暮らしている施設で避難生活を送っているニュースを見て、限られたスタッフで地震が起こったことを理解できない知的障害の方の支援をしていくのは普段の生活よりもかなり大変そうに映像から伝わってきました。
災害時における障害を持った人たちの存在はどうしてもいつも以上に後回しにされて、仕方がないという言葉で片付けることは簡単だけどそういった人に対しても国や自衛隊の方々が適切な支援や必要な物資や人を送ることができるシステムを、東日本大震災の経験から作っておかなければいけないのではないかと心から強く憤りを感じました。
避難生活をされている方に優先度はないのは大前提として、地震発生から時間が経つ中でできる限り男女や大人と子供や障害の有無や障害の種別によって必要な支援を提供していくフェーズに向かっているのではと僕は見ています。
十人十色全員に沿った支援をするのは難しいのと現実的に不可能な部分があることは当然なのは大前提として、避難生活が長く続くとそれに伴っていろいろなリスクや危険なことが出てきて、女性や子供などの力が弱い人に対して人為的な暴行などの二次被害が増えている現状を見ながら対応していくのが政治の役割だと考えています。
こんなに偉そうなことを書いておきながら、まだまだできていない部分や事は僕にたくさんあると考えているので日常生活を送りながら節電や被災地の情報を随時キャッチして正しいかどうかを確認した上で、一人でも多くの人に知ってもらう努力を今よりもしていくしか僕にはできることがないと考えていると同時にそこに対してしっかり向き合っていこうと思っています。
悲しい気持ちや心が痛むニュースが多い中で表現者として一人でも多くの方に笑顔になってもらうためには、どうしていったらいいのかを今年に入ってたくさん考える様になった気がします。
僕一人の力ではそんな簡単に人を笑顔にしていくのは簡単ではないですが、だからと言って自分が心地よい生活を送れればそれが幸せなのかはイコールではなく学生時代の様にみんなでワイワイ楽しみながら心の底から笑い合える時間を作っていきたいと考えています。
そういった楽しい経験は、なるべく子供の頃にたくさん味わって欲しいと考えているので被災地やそうでない場所にいる子供達に対してどんな方法を選択すれば笑顔になってくれるかを、もっとたくさん考えて行動に移していければと考えています。
表現者として、一人の人間として僕はそういったことを形にして届けていければと考えています。
My Action General producer・Performer Sugiyama.