脳内がおかしくなりそうな暑さが続いていて、夜もエアコンなしでは寝られずなるべくタイマーをセットし朝5時くらいにはエアコンが止まるようにして就寝しています。
連日、日中の気温が33度越えだと何もしなくても体力を奪われ思考も落ちていって人間をやめてしまいたくなります。
車椅子に乗っていると、地面に近い分太陽の光がアスファルトに吸収されその熱が直に伝わってきて体感温度が40度くらいに感じる時があります。
暑さのせいか、水曜日あたりから車椅子のバッテリーの減りが早く感じいつもと同じような距離とスピードで走っているのにかかわらず、下手すると夕方にはバッテリーがなくなりかけることがしばしばあります。
去年の夏はこんなに猛暑ではなかった気がするけど、同じようなことを毎年言っているんだろうな。
今週もありがたいことに忙しい毎日でした。
水曜日には茗荷谷で行われた初任者研修にサポーター役で呼ばれて参加しました。
初任者研修というのは、障害者向けのケアプランを作成するために必要な知識を学ぶ場です。
研修では必ず僕のような障害当事者が呼ばれケアプランを作成する時にどこをポイントに置き作成したらいいのか、また社会にはどのような資源があり実際に障害を持っている方を支援したりケアプランを作成する際に、何が使えるのかを当事者の目線からお伝えするのがサポーターの役割です。
受講者の職種は様々で、身体の施設職員や知的の作業所の職員などいろいろな方がいて自立生活センターのことを知らない方がほとんどでした。
僕は約5年以上、初任者研修のサポーター役で参加させていただいています。その中で必ず受講者の方にお伝えしていることがあります。
障害当事者の目線に必ずたちケアプランを作成してください
なぜかというと、自分の言葉で意思疎通できる方ばかりではないのでどうしてもご家族や周りの人の意見が反映されやすい状況に、障害を持っていると置かれてしまうことが多いです。
でも、誰のためのケアプランかというと、障害当事者本人のために作成しています。なので、本人の意向やライフスタイル、家族構成をしっかり理解した上で社会資源を使い本人が望む生活が達成されるケアプランが必要になっていきます。
個人的には、このケアプランがなくても自立生活ができたり施設へ入所や通所ができたりした方が、いちいち本人のライフスタイルや家族構成を他人に知らせる必要がない方がいいと思います。
木曜日はレコーディングでした。今回を含めて残り2回です。
今回はBeautiful Daysという曲で、僕が実際に経験した失恋を元に作詞した歌になっています。
バラードで自分では歌いやすいと感じながらレコーディングに臨みましたが、曲に声を入れるときはエアコンを使わないので汗がダラダラで、ちょっとしたダイエットをしているみたいでした。
ここ数日の暑さもあって、過去4回くらい行ったレコーディングの中で一番体に負担がかかりレコーディング終了した後は、自分で話していることが何を言っているのかわからないくらい体力を使いました。
My ActionやMy Styleのような勢いで歌える歌ではなく、手紙を読むように歌わないと表現したいことが伝わらないのでバラードは難しいなと思いました。
歌詞の中で、「愛している」という箇所があるのですがテイクを何回か重ねていくうちにものすごく恥ずかしくなり、なんでこの歌詞を書いたんだと自分で書いた詩に対し少し後悔しました。
レコーディングが終わったあとは必ずシャツを着替えるのですが、汗がですぎたせいかめまいが止まらず翌日になってもフラフラっとしてしまい、しっかりご飯を食べないとなと改めて思ったのと体力が持つか本気で心配です。
金曜日は車椅子の調子が悪かったため午前中に横浜線の鴨居駅から徒歩で20分くらいのところにある、エルピダに行ってきました。
前日のレコーディングが始まる前にアップがてらうろうろしていたら、顎が汗で滑って置いてあったロッカーに猛スピードで突っ込んでしまいその衝撃で、足台がものすごい曲がってしまいレコーディングの疲れがあるのにいやいや暑い中行ってきました。
そもそもじっとしていれば修理に行かなくても済んだのですが、じっとしてられないのです笑
電車を使い約2時間くらいかけて到着。鴨居駅から河川敷を歩くのですが太陽の光を遮るものがなく、エジプトを歩いているような暑さを感じながらなんとか無事に車椅子が治り午後から職場へ。
僕の体の緊張に耐えられる車椅子を作るのは、国内車だと誰もできず外国の車椅子を取り扱っている業者でもなかなか僕の体にあった車椅子を作ってくれることはなく、かれこれ15年くらいはエルピダで車椅子を作ったり修理したりしてもらっています。
車椅子は体の一部なので、車椅子に体を合わせるのではなく体にあった車椅子を作るという考え方の方が僕は正しいと思います。
まだまだ8月にも入っていないので、暑さは続くのであまり無理しないように体を大事にしていき生活やMy Actionの活動を一歩ずつ楽しみながら進めていけたらと思います。
My Action General producer・Performer Sugiyama.