考えろ!そして行動しろ!!…。

東京2020パラリンピック大会も9月5日に閉会式があり、パラアスリートの方やそれを支えているチームの人たちの素晴らしい演技やパフォーマンスに改めて心から感謝の拍手を送りたいと思います。
この新型コロナウイルスが流行していて、大会の開催に反対している人がいる状況の中かつ1年延期されたことによる様々なプレッシャーやストレスがたくさんあったと思います。
僕は、この暗いニュースばかり続く社会の中で開催したことに大きな意味があると考えています。
パラリンピック大会に出場しているアスリートは、障害を持った人の中でもまた別の人たち。という考え方や言い方をする方もいますが、100%そうかと言うと僕はそうではないと考えています。
各競技においては他の障害を持った方と比較にならないほどの努力やパフォーマンス力を持っているのは事実ですが、社会というステージでの場合には他の障害を持った方と同じようにソフト面・ハード面においての不便さを感じていると思います。
つまり、障害者・パラアスリートといったカテゴライズで見ようとせずに、一人の人間として注目し、その上でテニスプレーヤー・ブラインドサッカー○○選手としてメディアが、パラリンピック大会が終わった後も継続的に取り上げていくことが大切だと思います。

 

今週もBurning Talk・Kentaro’s Roomを収録及び編集して、しっかり内容を抑えた上でYouTubeにアップすることができ、いろいろな方に触れて頂くことができました。
Facebookにも投稿した内容ですが、My Actionの目的の一つである、病気を持った人を笑顔にするということがいよいよ実現しそうです。
大まかな内容は、ホスピスに来る子供たちに向けてシュミレーター体験のイベントをやることです。
ホスピスとは、死が迫っている患者とその家族の苦痛を最小限にすることを主な目的とするケアのプログラム
病気や死が間近にきている状況で病院から外へ出ることが難しい子供達に対し、大画面の前で夢中で自転車を漕いだりフライトシュミレーターで遊んで貰うというプロジェクトです。
新型コロナウイルスの流行もあって、フライトシュミレーターを使うことで病気や障害を持っていなくても、高齢の方にも紅葉が綺麗な京都の街並みを見てもらったり、リアルでの海外旅行が難しい今の状況下で世界遺産がある箇所を見ることで少しでも気持ちが明るくなって貰えればと考えています。
このプロジェクトを一緒に行っている方とお話を重ねていく中で、シンプルに世界でみんながどこかしらで辛い気持ちを抱えたり苦しい思いを抱えたりする状況で、これからを担う子供達寿命があと僅かと分かっている子供達笑顔になってくれるものを作りたいという想いで一致して行っています。
下のアドレスから、少しでも支援金をいただければフライトシュミレーターのレンタル費用・このプロジェクトのサイト作成費にあてさせていただきますので、ご協力お願いします。
『支援者募集』
https://doukei.com/445458424

 

8日のBurning Talkでも話したのですが、2020年の新型コロナウイルスが世界中で感染拡大し始めてから僕がすごく感じるのは、思考停止になっている人が以前より多くなっている気がします。
コロナワクチン・オリパラ開催・日本の政治など、ニュースやSNSでインプットした情報や知り合いなどから聞いた話を、自分の頭の中でいろいろな状況を想定して考えて自分のこととして捉える力、そして考えたり思ったりしたことを言葉や文章などでアウトプットする
この三段階がある中で間の、自分のこととして捉える力が情報がたくさん溢れている現代において培っていくべきところだと僕は考えています。
と同時に、その力を発揮しようとしていない人が多いと個人的には感じていて、さらにそこに対し恐怖・危機感を僕はすごく大きく抱いています。
いろいろな意見や考え方があることはとても良いことだと思っていると同時に、そこに相手を思い遣る気持ち・相手の立場を考える力をつけていく必要があると強く思います。
この先自分がどう生きていきたいのか…。

 

 


My Action General producer・Performer Sugiyama.

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