辿り着いて、そしてここから…。

12日にWHOが正式に新型コロナウイルスはパンデミックに相当するという声明を出しました。未だ終息する気配を感じられるどころか、ますます勢いを増して世界中に猛威を奮っていて様々なジャンルにおいてコロナショックが続いています。
本来であれば3月29日に行われる「ねりま光が丘Cherry Blossom Festa 2020」に出演する予定でしたが、12日に都のイベントは全て中止になってしまい、出演予定だったねりま光が丘Cherry Blossom Festa 2020の出演は無くなりました。
少しでも自分とみんなに元気になって欲しい!といった想いから今週8日からFacebookのライブ動画機能を使って約2時間程のフリートークを始めました。
あまり堅苦しい形にせず夕飯を食べながら行ったり、観てくださっている方とのコミュニケーションを取ったりしてコロナショックから少しでも逃避してもらえたらと思って、これからも続けて行きたいと思っています。

そんな中、東日本大震災から9年を迎えた3月11日。今年も東北の地を踏むことができませんでしたが地震が起きた午後2時46分に合わせて黙祷をしました。コロナウイルスの影響で震災の追悼式などは今年はなかったですが午後2時46分に東北の空に虹が現れたというニュースを見ていて、東日本大震災で亡くなられた方たちの想いが形となって現れたのだと思い改めて今を必死に生きること・自分にできることを全力で行うことが僕たちにできることであり、亡くなられた方たちへの最大限の弔いになるのではないかと黙祷をしながら感じました。
この先、5年・10年と時間が経つにつれて阪神淡路大震災同様、東日本大震災が起きたことを知らない人たちが増えていくと風化されてしまいます。
毎年検索エンジンのYahooJAPANで3月11日に3.11と検索すると一人当たり10円が義援金になるというシステムがあります。スマホ1台でどこからでもいつでもできるのでこういった支援の仕方は素晴らしいと感じ今後も続けていって欲しいと思いました。
目に見える行動をすることだけが支援ではなく、東北に住んでいる人たちのこと・東日本大震災が起きた時のことを思い出すこと、自分にできることが支援であり想いやる心だと僕は思います。

同じく3月11日に八王子市役所障害福祉課から4月から重度訪問介護時間数を744時間支給しますと連絡がありました。
2018年9月からずっと交渉を続けてきて、ブログやBurning Talkでもその時々の状況や僕の想いは伝えさせていただいて皆さまからの暖かいメッセージやサポートをたくさんいただいたおかげだと心から感謝しております。サポートしていただいた皆様、ありがとうございます。
本当に自分でも重度訪問介護時間数 744時間をこんなに早く獲得できるとは思っておらず、弁護士の方に依頼をして闘うつもりでいました。何がきっかけで時間数を獲得できたのかが自分でも分からない状態です。ただ一つ言えるのは、諦めない心を持ち続けることと不必要なプライドを捨てることだと思っています。約2年という時間が長いのか短いのかはわかりませんが自分の目標の一つが達成できたことは本当に嬉しく思っています。
同時に自分に対しての自信がまた一つ増えたので、このよい波を掌に納めたまま、「重度訪問介護を利用し、通勤通学及び在宅勤務」の実現に向けて次のActionを起こしていきたいと思っています!!
すでにさいたま市の独自条例として今年度からスタートしており、来月令和2年度からは大阪府でスタートされていき全国の市町村でそういった動きが出ているので、きっと障害当事者が声を上げることで八王子市でも条例として実現できることであると僕は考えています。
その実現に向けて、自分が何をすべきか・誰の手を借りたら良いのかを考えながら動いていきたいと思います。
そのほかにも、自分の中でやりたいこと・やるべきことはたくさんあり、一つずつ丁寧にいろいろな方と協力しながらかなえていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。

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