どういった結果であっても…。

外に出ると顔や目が痒くて、花粉が飛んでいるのを身体全体で感じています。
毎年のことなので慣れていますが、それでも目がかゆい時に自分の手でかけないのは非常に苦しいです。痛みよりもかゆみの方が我慢ができなくて、花粉や蚊に刺された時なんかはすごくもどかしいです。
これから益々そのもどかしさが増していくと思うと、すごく憂鬱です。

 

 

ポエムでも書きましたが、今週の月曜日に新しい車椅子ができあがりました。
以前使っていたのは4輪+転倒防止のタイヤでしたが、今回は6輪になりました。夜間使う時に必要なライトの色を青から赤に変えました。

 

4輪と6輪ではどっちが使いやすいかというと、屋内では6輪の車椅子、屋外では4輪の車椅子になります。
なぜかというと、6輪だと小回りがすごく効いて狭い場所や人が多いところには向いていて、4輪だと後輪が大きい分だけ多少の段差が上がれるのと凹凸のある路面でもあまり衝撃が、車椅子に乗っている僕に伝わってこないからです。
日本の歩道だと舗装がされていない箇所があったり、段差が多い箇所があるのであまり6輪の車椅子には向いていないと、使い始めて新たな気づきがありました。
エレベーターの中や、スーパーやコンビニなどで通路が狭いところを旋回する時には逆に4輪の車椅子には向いていないのです。
前のブログでも触れましたが、身体障害を持っている人にとって車椅子は自分の脚です。
例えば、障害がない人が外出する時に履いていく靴を目的や行き先によって変えるみたいに、車椅子を使っている僕らも目的や行き先によって使い分けるといった考え方がもっと広まればと思いました。

 

4月に向けて、毎日のように作戦を立ててはサポートしてくれている方にメッセージで僕の考えを共有。
いろいろと動いていれば様々な出会いがあるわけで、自分で取った行動から思いもよらない結果が出てきそうになっています。
先週のブログでも書いたように、僕はどんなに重度の障害があっても仕事ができる環境を作っていきたいと考えています。
今の法律では、そのような環境が整備されていないのが現状です。その中で最近ネットニュースなどでロボットを遠隔操作して接客対応の仕事を行なっている障害を持った人や、自分の部屋のベッドの上からパソコンを使って会社経営をしている障害を持った人が取り上げられていて、おそらく僕は近い将来確実に障害を持ちながら仕事をするということに関して社会の考え方や制度及び法律が変わっていくと思います。
それとともに、変えていかないといけないとも考えています。先ほども書いたように、今や自分の部屋にパソコンがあれば仕事はできる時代です。
それに対し現行の法律の中身を見た時に、明らかに現在の社会の仕組みや人の考えが反映されていないと考えています。

 

 

時間はかかるかもしれません。

 

 

半年…

 

 

1年… 

 

 

確実に自分が思い描いているようにはいかないかもしれません。むしろ上手くいかない可能性の方が高いのかもしれません。
それでも、僕だけの課題ではなくこれから社会に出る障害を持った仲間のためにも、より楽しく生活や働けることができる社会に変えていきます。

 

 

どんな結果であっても、できることは全てやりつくす!

 

 


My Action General producer・Performer Sugiyama.

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