変わっていくことを楽しめるかどうか…。

気がつけば10月になってしまい、消費税が8%→10%に上がり9月30日にはスーパーからトイレットペーパーなどが消えるという、日本人らしい現象がありました。
本当に必要なものかどうかを自分の目や気持ちで判断した上で購入するのであれば良いと思いますが、たかが2%上がるだけなので国に操られている感が僕には見えました。
そんな中8月下旬にエントリーした東京2020パラリンピック大会の開会式のチケットは、残念ながら落選してしまいました。それでもなんらかの形で大会に関われるチャンスはまだ残っていると信じているので、諦めない心を持ち続けたいと思います。

Facebookにも書きましたが、9月28日には八王子セレオ内のUNIQLO、29日には六本木の東京ミッドタウン内のUNIQLOへ行きそれぞれのフィッティングルーム内の設備やスタッフの方の対応を含めたバリアフリーチェックを行いました。
東京ミッドタウンはすごくオシャレで、八王子に住んでいる僕が行くとどこか恥ずかしい気がしました。各フロア毎に誰でもトイレがあったり、ペットや家族連れが休憩できるようにテラスがあったりとやっぱり都会は違うと感じました。

2店舗共通して良かったことは、スタッフの方の対応です。自分が見たい商品を1点ずつ丁寧に見せてくれたり、商品の場所や在庫を教えてくれたりと介助者がいなくてもスムーズにショッピングができました。
ただ残念なのはこちらから声をかけないと手伝ってもらえない現状がありました。
ただそこは、通い続けることによりスタッフの方との信頼・信用を築いていくことで改善できると思いました。
八王子セレオ内・東京ミッドタウン内のUNIQLOのフィッティングルームには、必ず1室は車椅子やベビーカーが入れる大きさのものがありました。東京ミッドタウン内のUNIQLOのフィッティングルームには下の写真のように手すりが付いていました。
こういった手すりがあることで、つかまり立ちできる障害者やお年寄りにとってはすごく助かるアイテムになっています。
またこれくらいの広さであれば、車椅子から床に降りてフィッティングができたり小さいお子さんを連れた親子も一緒に入れるのでこういった大きさのフィッティングルームがスタンダードになっていけば、よりUNIQLOを使うユーザーが増えると思いました。

 

 

 

 

東京ミッドタウン内のUNIQLOに関して言えば、売っているアイテムがディスプレイされている棚と棚の間が狭く僕の車椅子でやっと通れるくらいで、その場で回転するのは難しいほどの幅でした。
来年の東京オリンピック・パラリンピック時に世界からいろいろな車椅子に乗った人が来ることを想定すると、その大きい幅の電動車椅子では通ることが厳しいと感じました。
UNIQLO側に立ってみた時に、より多くの商品やカラーバリエーションを見てもらいたいといった狙いがあると思ったときに、実際に商品を見てから買うユーザーの商品が見やすくて手に取りやすいディスプレイの仕方のバランスをとることがすごく難しいと感じました。
今回改めて単純にショッピングをするのではなく、この店舗にはどういったバリアフリーがあるのかを目的に行くと普段気づかないことが見えてきたり、スタッフの方に直接「こういった配慮があれば嬉しい」と伝えることができたので、僕にとっても勉強になりました。
常に変化(向上)を楽しみながらできるかどうかが、個人の生活においてもこういったみんなが使う店にとっても必要なことだと僕は思います。

そして東京ミッドタウンに行った29日に、先月20日からラグビーW杯が行われていることを思い出しチケットも何も持たないまま、味の素スタジアムの前まで行きました。
チケットも持っていないので当然ながら観戦することはできませんでしたが、海外から来た人がスタジアムの前や飛田給駅にいっぱいいてすごく盛り上がって楽しそうでした。
正直、こんなに盛り上がる大会だとは思っていなくて、チケットくらい当日買えるでしょ?と完全に舐めていました。

やっぱり世界大会だけあって人の数や、スタッフの方の盛り上げ方が想像していたよりもハイテンションでした。

すれ違う人同士でハイタッチをしたり、お酒と唐揚げを食べながら仲間同士で楽しそうに話をしているのを見て、来年東京オリンピック・パラリンピック大会がある日本で果たして日本人はこんなに心がオープンになることができるのかと思いました。
大会まで1年を過ぎてまだ駅の整備が終わっていなかったり、肝心の新国立競技場の完成も終わっていなかったりしているなか、警備や外国から来てもらった人に対しての正しい対応の仕方がしっかり浸透していないと僕は感じます。
せっかくの世界が注目するスポーツの祭典が日本で行われるそのチャンスをしっかり良い形にしていくためには、今以上に良い方向への変化が求められていると思います。

Facebookなどで皆さんにお願いしている、在宅就労や通勤および通学時においての重度訪問介護を利用実現にむけての提案書に関してのアンケートですが、4日時点で約50人の方からのご協力をいただいて大変嬉しい次第であります。
より多くの方からのご協力をいただきたいと考えた上、締め切りを10月30日(木)まで延長させていただきたいと考えています。
それに伴い下のURLからジャンプしていただきご回答をしていただきたいと考えております。
《アンケート回答方法》
頂いた情報につきましては、本目的以外には使用致しません(★必須項目以外は未記入でも構いません)。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSensOcMg3Kw0YWyFMFa2mypDq0m5xlvjBm3Ob8pSmW2lKy56g/viewform


My Action General producer・Performer Sugiyama.

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