想いは必ず…。

12日に関東地方を直撃・横断した台風19号の影響は今なお、各鉄道会社や各地の川の周辺にある橋に出て完全復旧までは時間がまだまだかかりそうです。
改めて今回の台風の勢力がとてもすごいものだと、時間や日にちが経つにつれてニュースや介助者やSNSを通して改めて感じたのと、普段からの防災準備危機管理能力をさらに高めていかなければと思いました。
そんな大雨と強風が吹いた翌日は台風一過で太陽がピッカピカで気温も30度まで上がりとても暑かったです。
と思っていたら、21日はまた雨が降ってきて、沖縄の下の方に温帯低気圧が発生しまた台風が日本を襲いそうで、天気の子の物語がリアルになってしまいそうで少し怖いです。

 

台風疲れと自分では言っていますが、家から避難所へ避難してからしっかり睡眠をとっているつもりでも「また災害アラームが鳴る」と無意識に思っているのか、あまり睡眠がとれない日々が続きました。
今回のような緊急避難が必要な災害は今後増えると考えていて、それでも絶対にこの事態を乗り越えてやる!と強い想いがあれば周りの人の誰かしらは必ず助けてくれる・手伝ってくれると信じています。
今回の台風が直撃・通過している中で感じたことは、マイナスな意味ではなくて「いつ死んでも後悔が残らないように、毎日を一生懸命に楽しむことが大事になってくるとともに、それは自分が幸せであるとともに、周りにいる人にも幸せを広めていけることだと思いました。
自分が心の中で想ったり願ったりすることは本人の努力や周囲の人との環境の良し悪しによって変わってくると思いますが、僕の中では(今までの人生経験)約80%は実現したり想いが通じたりすると言えます。
もちろん100人中100人がそうであるかと聞かれたら、答えはNOであり、必要なのは自分が正しく努力しているか・本人を目的地まで指導してくれる人がいるか・客観的に自分を分析できるか。この3つがあってバランスよくこなせる人が夢を叶えられる人だと思います。

 

以前からFacebookで、在宅就労や通勤および通学時においての重度訪問介護を利用実現にむけての提案書に関してのアンケートのお願いをさせていただき、大変多くの方から様々なご意見をいただくことができました。
改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。
そんな中、15日のニュースで厚生労働省が重度障害者、就労中も支援へ=通勤、職場での時間対象という記事を見つけました。
当初は2020年の夏までに具体案を取りまとめる方向で動いていたが、先週10日にれいわ新選組の木村さんと船後さんが発起人となり、参議院議員会館で行われた院内集会に多数の障害者団体や各党の議員が出席し大成長となりました。
僕は当日行くことができませんでしたが、会場の様子をLive配信でTwitterを通し見ていました。
今回の厚労省が出した、重度障害者、就労中も支援へが具体的にいつからどのようようにスタートしていくのかはわかりませんが、僕ら障害者にとって大きな一歩となり、より本格的に共生社会へ近づいたことになります。
これも諦めずに強い想いを持ち続けて行動してきた結果の一つです。

 

そして18日は、八王子市役所障害福祉課のワーカー・ヒューマンケア協会の中西さん・そして僕の三者で、僕が去年の9月から行ってきた重度訪問介護の時間数のことについてと、就職先・日中活動先についてを話し合いました。
結果から言うと、僕・中西さんの考えを市役所のワーカーが改めて直接確認したという形で具体的な結論は出ませんでした。
出ませんでしたというか、その場で出す権限を持った立場の人がおらず今日の話の内容を来週福祉課の中で共有してから連絡をすることになりました。
細かく書いてしまうといろいろと迷惑をかけたり、今後に支障が出てくる可能性があるためなるべくここでは避けます。僕が18日の話し合いで当然ながら市役所の対応の仕方や考え方は古いと改めて実感しました。
中西さんから厳しい言葉と共に、「こいつ(杉山)がやろうとしていることの可能性は私には理解できないが、きっとこれからのニュー世代になると思う。福祉課に対してはこいつのみたいに重度障害者を持っていて作業所で行えることは限られていて、パソコンなどのスキルを持っている人はそんなにいないと思う。だから福祉課・市役所としても5年・10年規模で考えて動いてほしい」と嬉しい言葉をもらいました。
もちろん僕も自分の口で、こういったブログを書いたり小学校へ出向いて生徒と関わらせてもらったり僕より重度障害者とお会いして、その方が抱えている課題や悩みを聞かせていただいたり、ショートステイを経験したりとこの1年で様々な経験をさせていただきました。
だからこそ、今ここで僕が重度訪問介護時間数744時間を獲得しないとこれから自立を考えている障害を持った仲間や、まだ障害者と出会い関わることがない人に対して、極端に言えば僕が生きている価値はないと考えています。
いつも、SNSを通じたり直接会って温かい言葉をいただいている方にも僕が自信を持ってその場に立って生き続けられるように最後の最後まで主張したいと考えています。

 

 


My Action General producer・Performer Sugiyama.

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