経験して見えてくるもの…。

気がつけば、もう6月が終わりを向かえ2019年前半が終わってしまいます。
今週も毎日天気がコロコロと変わり体調管理が難しい日が続き、世間でも暗いニュースが多く目立ちあまり良い印象が残らない一週間でした。
エアコンの除湿を入れると体内の水分が持っていかれ、冷房を入れると寒く感じてスイッチを切るとジメジメしていて、すごく温度調節が難しいと感じました。

今週は24日〜26日の2泊3日で障害者施設に短期入所(ショートステイ)を経験しました。
前々からブログやFacebookで書いているように、僕は10月以降からの重度訪問介護時間数が削られてしまう可能性があるのでその交渉材料として、短期入所を経験しておく必要がありました。
今回短期入所の間、47時間は介助者は無しで施設のスタッフの方に身の回りのことをサポートしてもらいました。
普段の生活では、夜12時過ぎに寝たりすることが多く夕飯を食べるのがバラバラで、遅い時間だと22時に食べることがあります。起床するのも遅い時で10時とか11時で平均すると8時には起きています。
短期入所の間は、昼食の時間が12時で夕飯の時間が17時と僕にとってはすごく早く睡眠時間は決まっていませんでしたが、呼吸器を使って寝るので、短期入所中は21時には呼吸器を自分の意思でつけていました。

 

当然、家にいる時と違ってスマホを自分が見たい時には見れないと事前にわかっていたのでスマホは持って行きませんでした。
今回短期入所を経験して、自分が20歳から続けている介助者を使っての生活が当たり前ではないとても幸せなことだと改めて感じました。
施設で暮らしている人を蔑んでいるわけではなく、本来は僕のように地域で生活したくても、自分の意思とは裏腹になんだかの理由で施設生活を選ばざるを得ない状況にあると思います。
それは本来、あってはならないことだと僕は強く今回の経験をする中で感じました。また、スタッフの方の人数に対しても人材不足の実態を見た気がしました。
2日目の夜に、通常であれば夜勤帯のスタッフが2人いるところがなんらかの理由で1人でした。男性利用者が約10名に対し、夜勤の男性スタッフが1人という状況でした。
こういった実態を国や厚生労働省で働いている人はおそらく知らないと思います。その上で僕が言いたいのは現場を自分たちの足で見て判断する義務がある。涼しいところで紙の上に書かれた情報を見て相手の気持ちや立場にならず、流れ作業で、人の人生がかかったことを決めてしまう事はあってはならない。少しでも良いから相手の立場や気持ちに寄り添って判断をするべきだと僕は強く言いたいです。
ましてや国民の税金を給料としてもらっている以上は、その意識を持って命を削るぐらいの気持ちで仕事に臨んで現場で働いている人のことを理解するべきだと思います。

 

6月があと2日で終わってしまい、来週からは2019年 下半期に入ります。
あっという間の6ヶ月でいろいろなことが身の回りで起こりました。ブログやFacebookに書いていないこともありそこから僕自身が学ぶことが多かったです。
そして半年前の自分現在の自分ではきっと変わっている部分もあり、変わっていない部分があると思います。
僕は、なるべく「後悔しない生き方」をしたいと思って過ごしています。短期入所の経験も含めて「マイナス」と捉えずに全てが自分にとって必要なことだと考えています。
誰かのために何かをしたいと大それた考えではなく、自分が楽しみながらやっていることが結果的に、誰かのためになっていた、といったような流れの方がプレッシャーに感じなく長続きするのではないかと感じています。
楽しむことは難しいこと。と先日知り合いから教えてもらいました。自分が心のそこから楽しいと思えることを見つけること、そして追求することで周囲の人にとっても「楽しさ」が伝わっていくと思います。
言葉や文章で伝えることは割合簡単だと思いますが、いざ実践しようとした時にその難しさに直面します。
その難しさを楽しめる人が、プロフェッショナルだと僕は考えています。仕事もプライベートも全てにおいてプロフェッショナルになれるようにしていけたらなと思っています。

 


My Action General producer・Performer Sugiyama.

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