休んだっていいんだ、そこから動き出せば…。

先週はブログもBurning Talkポエムも休みにして、体調と気持ちが落ちていたこともありずっとダラダラと家でアマゾンプライムやYouTubeを観たりしていました。
恐らく年末年始に飛ばし過ぎたのと、レコーディングで力を使い切って何もやる気が起きずほぼ寝ていた日々でした。こんなにも眠れるのかと自分でも驚くくらい寝ていました。
食事・トイレの時以外はほぼ声を出すことなく、定型文の「お茶ちょうだい」「コーヒー買ってきて」「YouTube開いて」とAIのように心がこもっていない言葉を発していました。
こんなにブログ・ポエム・Burning Talkを休んでいると、続けていた時の自分がすごいと思うと同時になんであんなに続けていたのか。と客観的に自分を見ることができました。Evolving Yearと言っておきながらこんなにも間が空いていいのかと不安と恐怖に襲われていました。

本当に何もしていないと、いざ行動を起こす時にすごく身体と心が重く感じてしまいそれまで簡単にできていたことが行動に起こせなかったり、自分が楽な方を選んだりしてしまいます。そういった自分に苛立ちが増し、破りようの無い殻をどう破るかに意識がいってしまい本来の自分らしい行動が遮られてしまいます。
そういった悪循環でここ2週間過ごしていました。またそういったことがダメなことをしていると自分で思い詰めてしまっていて、自分らしさが出せずにいました。
その中で、休んだっていいんだ…と徐々に思えるようになってきた自分がいました。どこかで、決まった時間に起きて行動していなければいけないと勝手に決め付けていた自分がいて、おそらくそういった考え方は今までの教育の中や他の人との関わりの中で無意識に植え付けていた考え方ではないかと思いました。
もちろん、規則正しい生活の方が心身ともによいと思いますが無理をしてそういったルールに縛られて自分らしさが失われてしまう方が、僕はよくないと感じています。

そして22日に市役所の福祉課のワーカーから連絡があり、「睡眠時に体位転換ベットを使って、重度訪問介護時間を少しでも減らしてみるのはいかがでしょうか?」といわれ、自分の睡眠時の体の体勢から考えて恐らく体位転換ベットは僕には合わないと思います。」と伝えました。
ですが、その電話の中でワーカーがベットメーカーへ勝手に連絡をいれていたことが分かり、僕は「本人の了解を得ないで勝手に物事を進めることをしていいのか、僕は人権剥奪と同じだと思います。」と強く訴えました。「他の障害を持たれた方もそういった福祉器具を使って介助時間を補っているので、杉山さんもそうして貰いたいです。」と民主主義のわかりやすい例えのようなことを言われイラっとしました。「ひとそれぞれ体の状況や障害の重さは違うのだから、『他の障害を持たれた方もそうしているから同じようにしてください』という考え方は僕には理解できません。」と返しました。
確かに財政の問題や平等性を保つためにはそういった考え方も必要なのかもしれませんが、マニュアル化されているからそれに従わない人は排除するといったような考え方は絶対にあってはならないと僕は考えています。
他にも理解しがたいことを言われワーカーにではなく福祉課の上の人たちに対して苛立ちを感じ、さらに決定的な切り札を持っていない自分に対しても苛立ち、かれこれ1年半以上続いている交渉を早く終わらせたいと思いながら、心のどこかでこういったことを楽しんでいる自分がいます。

24日には八王子セレオの中にあるUNIQLOに行き初めてフィッティングルームでジャケットとシャツを試着してみました。
最近UNIQLOでは車椅子でも入れるくらいのスペースがあるフィッティングルームが増えてきていて、壁には手すりが付いていたりと僕のような車椅子ユーザーやベビーカーに乗っている赤ちゃんを連れた人たちにとっても使いやすい広さになっています。
僕もそうですが服を買いに行った時にフィッティングルームに入れることが少なく、欲しい服を試着することがなかなかできません。UNIQLOでも全ての店舗でそれが可能かといったら残念ながらまだそうではありません。
最近では、ユナイテッドアローズも041 オーフォアワンといったプロジェクトを立ち上げ、障害があっても着やすい服を作ることに力を入れていてUNIQLOもその波にだんだんと乗ろうとしていて、他のブランドも障害の有無関係なく楽しめるファッションに力を入れてほしいと思いました。

 

他にも今週は2月にリリースを控えたミニアルバムの打ち合わせ兼今年の配信曲に関する打ち合わせを行いました。
ミニアルバムに関してはもう少ししたら詳細をお伝えしたいと思っています。アルバム My Burning Music とはまた違ったテイストの曲を収録していて、今の社会や僕が置かれている状況やこれからの未来に向けてのメッセージを込めました。
打ち合わせの中で、デビュー曲 My Action〜自分から行動すれば、周りも変わる〜をリリースしてから3年が経った中で歌声やブログに書いている文章・ポエムの内容や書き方が変わってきていると、いつも僕の曲をプロデュースしていただいている方から言われ、「年を取ったんですね笑」と返しながらも心の中では人から見るとそんな風に写って見えているのかと客観的に自分を見ることができました。
自分の一番の理解者は自分と思いながらも、やはり人を介して見える自分はまた違うものだと改めて感じそういったことがたまにないと自分を見失いがちになるとも思いました。

 

My Action General producer・Performer Sugiyama.

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