全ては身体があって…。

日を追うごとに国内でのコロナウィルス感染者が増えているというニュースが連日のように流れています。
少し過剰報道ではないかと僕は思ってしまい、マスクの大量購入・転売する人たちや横浜の大黒ふ頭沖のダイヤモンド・プリンセスに乗客している人たちがコロナウィルスの感染があるとされて、船内生活を送っているのを見ているとまるで殺人を犯したかのように隔離され十分な情報などが行き届いていない模様を見ていると、一刻も早くワクチンの開発や感染拡大を防ぐための対策を日本政府がきちっと確率して、これ以上の感染者や風評被害が出ないようにしてもらいたいと思いました。
正しい情報を見極める目を一人一人がつけていき、基本的なうがい手洗いを徹底するしかコロナウィルス対策はないのではないかと僕は思いました。

今週に入り、寒さが増したのとおそらく花粉の影響が少しずつ出始めあまり体調が優れずほとんど家にいました。
この時期は、風邪・花粉のどちらから来る発熱なのかわからず非常に精神的にも肉体的にも僕にとっては辛い時期であります。先週の検査入院から出てくる時に花粉の薬を処方してもらえばよかったと少し後悔して次回の通院の時には、絶対に花粉の薬を処方してもらおうと思っています。
今年は暖冬で花粉が飛び交う時期が例年より早いそうで、いろいろなアレルギーを持つ僕にとってはとてもイヤな情報であります。いろいろなアレルギーに反応するうえ、一つ一つの症状が人一倍強くて子供の頃から悩まされています。
僕の場合は目が痒くなるのと頭痛と発熱が症状に出てしまいます。まだ鼻水が出ることはないので手が使えない僕にとっては唯一の救いであります。
ただ前にも書いたように、花粉症から来る症状なのか風邪から来る症状なのかがわからないため、今週ずっと家で寝ていることが多かったです。

2日の日曜日には去年11月10日にリエゾン笠間で、KAKEHASHI スタディカフェ Vol.2が行われた際の講師の、萩原由佳子さんと八王子でお会いしていろいろ話をしました。11月のKAKEHASHI スタディが終わった後からどこかでお時間を作って会いましょう。とお約束して年末を迎え気がつくと年が明けてしまい、やっとお会いすることができました。
八王子の隣の日野市で株式会社未来舎という知的障害者の方の利用を中心にしたグループホームの経営者で、僕と萩原さんの共通の知り合いの人の話や僕のSNSを通じての活動や発信力などについて話したり、今の社会における障害者の立場や視点についてなどいろいろとお互いに情報交換をさせてもらいました。

萩原さんが僕とその時の介助者の関係や介助の様子を見ていて、「杉山さんからの指示の言葉数が少ないのに、なぜそんなにスムーズに介助ができるんですか?」と聞かれ、僕と介助者にとってはあたりまえすぎることを聞かれ自分でもなんでだろうと考えさせられました。その時考えて僕から「普段からコミュニケーションを取ることと、どこまで指示を省いても理解してもらえるかは無意識で見ているかもしれません。」と答え、またその時いた介助者は、「なるべく杉山さんの動きを見ていて、ある程度先読みして必ず指示があってから自分の動きを出すようにしています。」と答えているのを横で聞いていて、普段介助者がどういった気持ちで介助をしてくれているのかを知ることはないので、自分にとっても勉強になり新しい視点が増えました。
ちなみにその時入ってくれていた介助者は約2年間介助をしてくれて来月で辞めてしまうのですが、いろいろな場所へついて行ってくれて非常に一緒にいて気を使わない介助者の中の1人です。

7日はWe Sportsで障害者体験と題し市内の小学校で、CPサッカー(脳性麻痺サッカー)の日本代表選手である、大野僚久選手と大船駅から歩いて約30分ある社会福祉法人同愛会リエゾン笠間のスタッフである浅井さんに協力してもらい行いました。


浅井さんからは様々な障害者サッカーの説明や、いろいろなメガネ(視点)を持つこと・「無理やできないと言わない」といったお話をしてもらった後に、聴覚障害者体験を目的に合図があるまで全員で体育館をグルグルと周り、合図する人が手を叩いて回数の人数のグループを作るというゲームや、2人1組になり片方の人が目を閉じてもう1人の人が誘導して歩くといった視覚障害者体験になり、それぞれの体験に先生たちも入り混じって行いました。
また今回のWe Sportsでは、11月にKAKEHASHI スタディカフェの時に知り合った萩原さんやその職場の方が手伝いに来てくれて、地域で一緒に住んでいる仲間として一つのことを共有することができたので、それもまた一つの新しい試みとなりました。

最後の感想では、「目が見えないことがこんなにも異次元の世界なんだと感じました。」と子供達から出ていて、言葉で説明するよりも体験してもらった方が直接的に伝わると感じ僕にとっても勉強になることがたくさんありました。
今回のような体験がもっと多く増えていくことで、障害を持った人への声かけがもっとしやすくなって、差別・偏見が無くなっていくと改めて感じました。
今回サポートしていただいた浅井さん・大野さんに心から感謝したいと思います。ありがとうございました。

7日の深夜から急に腹痛と嘔吐と発熱が続いて、8日の午後に救急車を呼んでそのまま10日の夕方まで入院していました。
いろいろなな方にご迷惑をおかけし猛省しております。しばらくの間は体調を第一にポエムも控えて安静にしたいと思っております。


My Action General producer・Performer Sugiyama.

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